六本木で飲み会
六本木といえば一般人の街ですよね。
失礼な話ですが、秋葉系(私も含む)の方々には、
六本木の領域に踏み入る事は不可能だと思います。
貴方も幹事という職業をやっているならば、
我々の立場も考えてもらいたい。
もちろん全員とは言いませんが、
六本木はさすがに勘弁して欲しいという人が多いのでは無いでしょうか?
これ以上の批判要望は飲み会の中止に繋がりそうなので、
次回の参考にでもしておいてくださいな。
さすがにここまでは思わなかったものの、びくびくしながら行ってきました。
学生の時の、バイトの友人たちと飲んできました。
2年ちょっと立ってるけど、ほとんど変わってなかったです。
いやぁ、良いなぁ。
犬坊里美の冒険(島田荘司)
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: 新書
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
死体発見から消えるまで、その間たったの5分!
謎を提示された瞬間、嘘だろ、と思いました。
いったい、この状況でどうやって死体を消失させることができたのか?
それを、ちゃんと伏線も張って解決させるとは、さすがです。
法廷でのやりとりは、ちょっと、探偵役の里美が弁護士としてはまだまだというか、一般的弁護士像とはちょっと離れているせいもあって、あれでしたけど。
けれど、その分一般読者の視点に近くて良かったと思います。
と、そうなんですよ。
この、読者=探偵という構図が、すごく良くできていたなぁ、と。
犯人・容疑者の投げかける問題=謎を、じっくりと考えさせる「小説」という媒体。
この構造が本格ミステリの良い点だなぁ、と思いました。
評論家がどうこうとか、一部作家もそれと一緒にごたごた言ってますけど、最近の島荘を読んでいたら、はっきりとした言葉では言い表せないけど、本格ミステリってこういうものなのかな、というのがひしひしと伝わってきます。
「本格ミステリ」においては、トリックとかプロットとかロジックが重要だとは思うんですけど、やっぱり、そのトリック・プロット・ロジックにどのような想い、主張を乗せるのか? というのが大切なんだなぁ、と。
ただ単純に、死刑反対、とか、えん罪をなんとかしろ、というのは簡単だけど、それを実際に人の心に届かせるのは難しいわけで。
そんな中、いわゆる現代風で、特別強いわけでもない──実際よく泣くし──ただ、ちょっとだけ、信じているものと信頼している人がいる、そんな一般読者に近い主人公──探偵が、必死に事件の真相を解き明かす。
この過程で、読者は主人公に共感し、作者の語りたいものについて、いろいろと想いを巡らすことができるようになるんじゃないかと。
と、ちなみに、なぜか岡山行ったことあるんですよね。
大学の後期試験受けに行ったんですけど。まぁ、結果は推して知るべし。
その時、倉敷までちょっと足を伸ばしてみたんですが、良かったですよ。
美観地区と大原美術館が非常に良かったです。
機会があれば、もう一度行ってみたいと思います。
[Today's tune]ばらの花/くるり