2008年上半期ライトノベルサイト杯に投票します
というわけで、うちもライトノベル系サイトの隅っこの方でぶるぶるしてるので、投票してみようと思います。
■[ラノサイ杯]2008年上半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新@はてな)
●新規部門
- 作者: 水鏡希人,すみ兵
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/02/10
- メディア: 文庫
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感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080308#p2
おそらく、そのうちハードカバーに移行するんだろうなぁ、という感じです。
「物語」というもののエッジは、ライトノベルにあるんじゃないのか? 今、一番自由に物語を紡げるのは、ライトノベルと呼ばれる一群の小説たちにあるんじゃないのか? と過大評価かな?
- 作者: 竹岡葉月,よう太
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/03/19
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ええ。偉そうに書いた次にはSH@PPLEですよ!
1巻の感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080628#p2
2巻はこっち。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080707#p2
投票的には、1巻にしておく。
これは、非常に良い。いろんな意味で良い。
特に、たゆんたゆん的な意味で。
……いや、ストーリー自体も、面白いですよ?
メインはやっぱり雪国側かもしれないけど、個人的には舞姫側にも期待してます。
- 作者: 籘真千歳,くらぽん
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
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感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080420#p2
ライトノベルサイトで見る限り、それほど話題になってるわけじゃなさそうだけど、だからこそ、敢えて言わせてもらう。
面白いので読んでください、と。
確かに、設定とか展開で荒削りな部分はあるかもしれないけど、キャラクターとストーリーの魅力は、それを補って余りあるものだと思います。受賞作じゃなかったりと、注目されにくかったかもしれないですが、このまま埋もれさせるにはもったいないです。
この作品とか、次はそこまでじゃないかもしれないけど、きっと、面白くなるよ!
- 作者: 秋山瑞人,藤城陽
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/05/10
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感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080511#p2
完全な、期待票。今度は、シリーズ休止しないでね、的な意味で。
イキガミステイエス 魂は命を尽くさず、神は生を尽くさず。 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 沖永融明,KEI
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/04/19
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感想は、書くのを忘れてました。
富士ミス枠です。
ライトノベルミステリ者として、富士ミスの最期を看取る義務があるため。
若干というか、結構荒い部分が目立ちましたけど、勢いと考えれば良いんじゃないでしょうか?
というより、これも期待票。
このままの方向性で行けば、面白いの出てくると思うんだけどなぁ。
あ、ちなみに、表紙は初音ミクのKEIさんなんですが、この人、実はこういう絵の方が元なんですね。
新・萌えるヘッドホン読本に載ってた絵も、こっちの系統だった。
という感じの5作品。
意地でも、とある飛空士への追憶には投票しません。
だって、あれ、ボクが入れなくても絶対上位に来るもん。
いや、今年の上半期で抜群に面白かったのは確かなんですが、ちょっと違うかなぁ、という評価がされたりしているのも目にしているので。
とりあえず、とある〜の空戦シーンは、良くないと思ってる。
ラストのダンスシーンは良いけど、空戦シーンはだめ。
あの空戦シーンが良い! という人は、とりあえず、戦闘機ものの海外小説を読んで見ると良いと思う。
……ファントムの萌え具合は半端じゃないんだって!
●既存部門
- 作者: 犬村小六,赤星健次
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/19
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というわけで、犬村小六はこっちを入れておく。
感想っ!
http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20070630#p4
http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20071121#p1
http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080120#p2
今まで、レヴィアタン良いよーと良い続けてきたけど、とある飛空士〜の影響でレヴィアタン読む人増えると良いな〜とか思ってる。
唯一の不満は、設定的に二挺拳銃が出て来ないところだったり。
ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング (トクマ・ノベルズEdge)
- 作者: 深見真,蕗野冬
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/04/23
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感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080504#p1
悩みながらも戦う少年少女と、眩しそうに見つめる大人たち。
銃弾の飛びかうスピードで生きていく中で、それぞれの意味を、懸命に探しているという感じ?
弊社としては、二挺拳銃であるが故、弓華を押さずにはいられない。
疾走する青春のパラベラムもあるけど、やっぱり大きな区切りという感じで、ふかみんはこっちに投票。
スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 冲方丁,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/04/19
- メディア: 文庫
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とりあえず、スプライトシュピーゲルに投票だけど、これは、オイレンシュピーゲルもセットという感じ。
感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080504#p2
終盤は、思わず鳥肌が立つくらいでした。
実は、スプライト/オイレンシュピーゲルは1巻/2巻までしか……という人が意外にいるんだけど、そこで止まるのはもったいない。
限界まで引き絞った弓から放たれる矢のような勢いが、この巻はありました。
……次からは、もっと怒濤の展開が待っていそうだけど。
- 作者: 杉井光,岸田メル
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/06/10
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さよならピアノソナタと非常に迷ったけど、こっちを選択。
なぜなら、さよならピアノソナタは次で投票できるかもしれないけど、神様のメモ帳は、今回を逃すともう投票できないだろうから。
感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080615#p2
いろんなところで言ってますが、このシリーズに対する、ミステリクラスタの意見を聞きたいのです。
個人的には、クイーンから連綿と続く「名探偵」というものに対する、ひとつの解答が思わぬ形で出てきた、とまで評価しているので。
- 作者: 中村九郎,羽戸らみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 文庫
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感想はこちら。http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/20080402#p2
読みやすくなった中村九郎ですけど、まだまだ十分こちらの予想の範疇にはいない感じ?
ラノベ的にはどうかはわからないですけど、小説書いたりしてる人には、すごく刺激的。
という感じですけど、あと入れようかどうか迷ったのが、
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/04/28
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輪環の魔導師 (2) 旅の終わりの森 (電撃文庫 わ 4-26)
- 作者: 渡瀬草一郎,碧風羽
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/03/10
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- 作者: 井上堅二,葉賀ユイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/05/30
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”文学少女”は、良かったものの、最後どうやって締めるか? が非常に重要なところになっているので、
綸環の魔導師は、良かったものの単体で投票するにはちょっとインパクトが、
バカテスは、弊社がお勧めする姫路さんの出番が少ないので、
という理由でそれぞれ投票しませんでした。