まどか☆マギカと魔法少女ラノベ

世の中ではまどか☆マギカが話題になってるみたいで、魔法少女ネタを見かけたりするので、その流れに乗って魔法少女もののラノベでもつらつらとあげてみようかと思います。
というか、ぼくあんまり魔法少女ラノベを知らないというか、そもそも魔法少女もののラノベは売れないというジンクスがあるというか、

ラノベはあんまり売れないのか数が非常に少なかったりするので、どれくらい挙げられるか? というのは非常に疑問が残るところであり、つまりはどういうことかというと、「魔法少女もののラノベ挙げる」と言いながら、あんまり数はないよ? というあらかじめのエクスキューズ。


まずは、現在絶賛アニメも放送中な「これはゾンビですか?」シリーズ。

感想
1巻のサブタイトルが「はい、魔装少女です」というので、若干魔法少女っぽいというか、応募時には魔法少女だったのが諸事情により魔装少女になったとかいう噂があったりなかったり……というくらい魔法少女ものは売れないという証左になるだろうか?
実は1巻しか読んでないんだけど、内容自体はあんまり魔法少女じゃないというか、ぶっちゃけ少女じゃないし! 最近流行の女装だったりするけど、これはなんというか、全く新しいというか、まぁ、そのあたりは読んだりアニメ見ればすぐわかると思うところなのであんまりツッコミはしないけど、チェインソーっていいよねー。


続いてここからが本気。
富士見ファンタジア文庫繋がりで、「MA棋してる!(1)」。

MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)

MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)

感想
……(1)ってついてるんだから2巻以降を期待し続けて2年以上。
…………でも、面白いんだよ!
自分で魔法のルールを組み立てる、という条件から主人公の奏が思い浮かべたのは、なんと将棋! つまり、魔法を将棋のルールに従って使うんですよ! そして、相手の魔法少女が使うのは、プログラム魔法!(というよりC++魔法!)
ラストシーンが本当にいいんですよ!
プログラムをやったことのある人なら誰でも書いたことのある、アレをもじって、うまくきれいにまとめてるんですよ!


惜しむらくは、多くのプログラム言語習得者と同じように、そこで終わってしまったことか……


次は、去年(一部で)話題になった「アンチ・マジカル」!
アンチ・マジカルとウォッチメン

アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一迅社文庫)

アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一迅社文庫)

アンチ・マジカルについては、もうあんまり語るところはないんだけど、ちょっと前にアメコミの歴史についてのドキュメンタリーを見たんだけど、同じような視点で日本の魔法少女アニメについて見ていっても面白いだろうなぁ、と思ったので、どこかで企画しないかなぁ、とか。
アメコミヒーローに対するアンチテーゼがウォッチメンなら、魔法少女に対するアンチテーゼがアンチ・マジカルなので……
そう言った意味でも、すべての魔法少女に立脚していながら、すべての魔法少女を葬り去るのが、アンチ・マジカルなわけで。
例えば、まどか☆マギカが「魔法少女という枠の中で魔法少女を壊す物語」であるなら、アンチ・マジカルは「魔法少女という枠の外から魔法少女を壊す物語」だと思うので、ぜひ比べてみるといいと思います。


そして、やはりこれは忘れることができない「魔法メイド少女きよちゃん☆」!

オフィシャルサイト
……えへっ。
魔法メイド少女きよちゃん☆は、とあるメイドのきよちゃんが、魔法少女になって、ご主人さまを助けるためにがんばったり、同じ魔法少女のベルちゃんと友情を育んだりする、ハートフルな魔法少女ですよ!
ハートフル! ハートフル!
現在、ドラマCDがコミックZINさんメロンブックスさんで、小説がコミックZINさんにて委託販売中!


さて、この魔法メイド少女きよちゃん☆、ナニがすごいって、時代を先取りしてるところですよ!
まどか☆マギカの4話で、新たな魔法少女が登場しました。
その声をやられているのが、野中藍さん。
そして、魔法メイド少女きよちゃん☆のきよちゃん役も、なんと野中藍さん!
まぁ、まどか☆マギカの4話の最後で、新キャラが出てきたときのぼくの驚愕を想像してみるといいと思いますよ……
まさか、魔法少女野中藍さんを、テレビで見る日が来ようとは……


さて、そんなわけで、「MA棋してる!(1)」「アンチ・マジカル」は面白いのでおすすめ!
「魔法メイド少女きよちゃん☆」も宜しくお願いします!