ワルキューレ「扇情のプレミアムライブイベント」に行ってきました

 という訳で、マクロスΔワルキューレ「扇情のプレミアムライブイベント」のチケットに当選していたので行ってきました。
 自分で昼の部、友人が夜の部のチケット当選してたので、昼と夜行ってきました。
 思わぬ友人と会ったりしてびっくりもしましたけど、無事、ライブBDを布教できたので、良かったです。
 というより、その友人、というよりINNさんという方なんですけど、いろんなライブ行ってて、海外だろうが行きたいライブがあれば行くという、ある意味その筋ではプロ? の人なんですけど、色々とタイミングがなくて、今回が初めての生ワルキューレという人で、その人が終わった瞬間に、ライブ盤ポチるというのが、ワルキューレがどれほどすごいのかというのを物語っているのではなかろうか、と。

 で、ワルキューレについて今まであまり語ってなかったのもあるので、何か語ろうかと思うんですけど、まずは、こちらをご覧ください。
 来月発売される、今年2月の3rdライブの円盤からのダイジェストPVです。

 百聞は一見にしかず、万の言葉を並べるよりもこうして映像を見てもらうのが一番彼女たちについてわかるというものであり、この十数分の映像だけでも無限に語れるほどだと思うんですけど、それでもあえて語ります。

 いや、正直、自分も実際に2ndライブの2日目を見るまでは、まぁ、よくある声優ユニットだろうと思ってたんですよ。マクロスΔのアニメ見てれば、主題歌とか挿入歌で歌は下手じゃないというのはわかってたけど、まぁ、良くも悪くもそれだけだろうと。
 でも、2ndライブの1曲目、「ようこそ! ワルキューレワールドへ」で完全にその自分の思い違いを吹き飛ばされたというか、マジですごかったんですよ。歌とダンスだけじゃなくて、そこにいる存在感というか、エネルギーというか、そういうのがすごくてねぇ。

 思えば、自分が最初に生で聞いたのが「ようこそ! ワルキューレワールドへ」というのが良かったのかもしれない。
 この曲は、メンバーひとりひとりの自己紹介を兼ねているような曲で、そこに立っているのがマクロスΔのキャラクターであるところのワルキューレというものであるというところに、すんなりと導入してくれる曲だと思うんです。そこから、キャラクターとしてのワルキューレと実在のユニットとしてのワルキューレが見えたり隠れたりしながら不思議な感じでライブというのを作り上げていくんですよ。

 そんな感じで夢中になってしまったワルキューレ、結局、3rdライブは両日、今回も昼夜と見てきた訳ですが、ここにきてマクロスΔの完全新作劇場版製作決定とか、まさかの4thライブも期待したいなぁ、と思っている訳です。

 で、ワルキューレ
 ご存知ない人のために簡単に説明すると、マクロスΔというアニメに登場した「戦術音楽ユニット」ワルキューレを演じる声優さん(と歌担当)で構成されたユニットです。
 ──説明は以上です。
 美雲ΔJUNNAとフレイアΔ鈴木みのりの歌唱力とパフォーマンスは、確かにマクロスという作品の伝統を継ぐにふさわしい実力とポテンシャルを秘めていると思っていて、確かに、JUNNAはまだMay'nにはかなわないかもしれない(3rdの1日目を見ても、やっぱり瞬間のオーラは違った)けど、その分、今持っている熱量というか、またMay'nとは違う伸びしろがあるというか、実力を持った青さみたいなものがあるんじゃないかと思うんです。あと、鈴木みのりは、天然に煽っていくよね。多分、生まれ持ってのアジテーターというのがあるんじゃないかと。正直、作中のフレイアと同じようなところがあるのかもしれないけど、例えば、「ルンがピカッと光ったら」の時とかは、完全に鈴木みのりなんじゃないかと。でも、逆説的に、そういう素直にナチュラル・ボーン・アジテーターなところがフレイアなんじゃないかと。

 そんな異端の天才を抱えるワルキューレのリーダーがカナメΔ安野希世乃なんだけど、Twitterなどを見ているとかなりのボケというか、天然さんみたいなんだけど、ステージではしっとりとした魅力としっかりと締めるところは締めるということができる、さすがはリーダーだなぁ、と。
 安野さんによる「AXIA」→「GIRAFFE BLUES」(とバックで流れるメッサーくんの空戦シーン)はライブの鉄板の流れです。
 レイナΔ東山奈央は、なんというか、パズルであと1ピース足りないところに持って来ればピタッとハマってくれる安定感というか、ほら、東山さんって、他にも多くの作品に出演されているし、そちらでも色々と曲を出されているのもあるし、正直、そのうちの一つだろ……と思ってたんですけど、ごめんなさい、僕が間違ってました。正直、東山奈央さんをなめてた。歌でもダンスでも、MCでも、そのMCで話される普段の様子とかからでも、東山奈央さんってすごいわ。実力と努力を持った、本当のプロってこういう人なんだろうなぁ、と。
 そして、マキナΔ西田望見さん。のぞみる。実は、マクロスΔで見るまではあまり名前を知らなかった声優さんなんだけど、一目で惚れましたよ。オーディエンスの方を見てるだけじゃなく、メンバーの方もしっかりと見て、ワルキューレだと、JUNNAさんと鈴木みのりさんがメインを取ることが多くて、それに安野さんが絡んで、東山さんと西田さんが支えたり彩りを添えたりというのが多いというのはあるんですけど、そこでしっかりと存在感を見せつつ、より、メインのメンバーが輝けるようにしているというか、そういうところとか、本当に、好き。
 で、数少ないマキナΔ西田望見さんのメイン曲であるところの「おにゃの子☆girl」のかわいらしさと言ったら、もう、完全にからのー!だし、マキナΔ西田望見さんとレイナΔ東山奈央さんの「ジリティックBEGINNER」もめっちゃ盛り上がるしめっちゃかわいいので全銀河の民は聞くべきである。
 とは言っても、民草もそれぞれに忙しいとは思うので、まずは、先ほど貼ったyoutubeの動画で、「チェンジ!!!!!」の場所だけでも繰り返し見ると良いと思います。
 「チェンジ!!!!!」は、今のワルキューレの到達点の一つというか、曲もわけわからんくらい難しいというか変なことやってるし、ダンスも振りもそれぞれの可愛いところを切り取ってきたような感じになっているし、ワルキューレの魅力が簡単に一番よくわかる曲となっておりますので。

 あと付け加えると、ライブだとこの曲というか、全曲生演奏でやっているという頭おかしい(褒め言葉)なのがワルキューレライブです。聴きどころは先ほどの映像で4:50あたりからの絶対零度θノヴァティックのドラムですかね。

 自分、正直、アイドルとかそういうの全くわからないので、ワルキューレについても、自分がすごく歌もダンスも上手い! と思っているだけで、他のアイドルとかに比べてどうなのかとかよくわかんないんでなんとも言えないんですけど。
 ただ、のぞみるめっちゃきゃわわというのと、鈴木みのりさんに煽られてやるルンピカのうぉーうぉうぉー♪はめっちゃ楽しいぞ、ということだけでも覚えて帰ってくださいね。今日言いたいことはそこなので。