ぜんぶ本の話の話

 池澤春菜さんが演じられたキャラで好きなのはバーシア・デュセル(UQ3)です。うだーっとした感じで、飄々としつつも、かわいいのです。あと、あの頃とは言え、攻略キャラでヘビースモーカーって珍しかったよね。
 なお、池澤夏樹さんの小説で好きなのはスティル・ライフです。
 

 

スティル・ライフ (中公文庫)

スティル・ライフ (中公文庫)

  • 作者:池澤 夏樹
  • 発売日: 1991/12/10
  • メディア: 文庫
 

 

 というわけで、ご結婚を発表されて非常にめでたい感じですけど、あまり関係なく、「ぜんぶ本の話(池澤夏樹 池澤春菜)」を読みました。
 

 

ぜんぶ本の話

ぜんぶ本の話

 
 
そういえばわたしは小さい頃、本を買うものと思っていなかった。いつもパパのところに本が届くじゃない? だから本って向こうから「来る」ものだと思っていた(笑)。
 
 という環境の、日本を代表する書痴、ビブリオマニアと言っても過言ではない親子の対談集。ほんと、もう、まじでぜんぶ本の話しかしていない(笑)。この親にしてこの子あり。池澤夏樹さんと池澤春菜さんだけでなく、福永武彦池澤夏樹さんの間にも言えることですけど。
 そんな二人の話は、本当に面白くて、あれもこれも読みたい! と思うものばかりで、個人的には、SFよりもミステリな人なので、その辺りが少しさらっと流されてしまったかな? とちょっと残念な気もするけど、その分めっちゃSFがっつり話しているのをとても興味深く読めたし、池澤夏樹さんが語る福永武彦というのも、非常に面白かったです。結構、あけすけにバッサリ語ってる(笑)。
 あと、池澤春菜さんが声優になったきっかけというのも、そんなことがあったんだぁ、と今更ながら知って、ふむふむ……と思ったり。って、池澤春菜さん、別名で脚本書いてるのか……。何だ……何で書いてるんだ……。めっちゃ気になる……。
 
 いつか、池澤春菜さんの書いた小説も読みたいと思います。
 ほんと、いや、結構まじで待ってる……。
 自分の曲の作詞とかもされてるけど、言葉の選び方がとっても良いのよ……。