ぜんぶ本の話の話
池澤春菜さんが演じられたキャラで好きなのはバーシア・デュセル(UQ3)です。うだーっとした感じで、飄々としつつも、かわいいのです。あと、あの頃とは言え、攻略キャラでヘビースモーカーって珍しかったよね。
そういえばわたしは小さい頃、本を買うものと思っていなかった。いつもパパのところに本が届くじゃない? だから本って向こうから「来る」ものだと思っていた(笑)。
という環境の、日本を代表する書痴、ビブリオマニアと言っても過言ではない親子の対談集。ほんと、もう、まじでぜんぶ本の話しかしていない(笑)。この親にしてこの子あり。池澤夏樹さんと池澤春菜さんだけでなく、福永武彦と池澤夏樹さんの間にも言えることですけど。
そんな二人の話は、本当に面白くて、あれもこれも読みたい! と思うものばかりで、個人的には、SFよりもミステリな人なので、その辺りが少しさらっと流されてしまったかな? とちょっと残念な気もするけど、その分めっちゃSFがっつり話しているのをとても興味深く読めたし、池澤夏樹さんが語る福永武彦というのも、非常に面白かったです。結構、あけすけにバッサリ語ってる(笑)。
あと、池澤春菜さんが声優になったきっかけというのも、そんなことがあったんだぁ、と今更ながら知って、ふむふむ……と思ったり。って、池澤春菜さん、別名で脚本書いてるのか……。何だ……何で書いてるんだ……。めっちゃ気になる……。
いつか、池澤春菜さんの書いた小説も読みたいと思います。
ほんと、いや、結構まじで待ってる……。
自分の曲の作詞とかもされてるけど、言葉の選び方がとっても良いのよ……。