げんしけん8(木尾士目)

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

自分の学生時代に間違っていたのは、周りに腐女子な娘がいなかったことだ! と確信。
いや、そう確信する時点でどこか間違ってる気がしないでもないですが。
まぁそういう戯言を抜きにして、荻上の過去とか、ちょっと四年生五年生を思いだした。
絵を見せるシーンがよかったですね。笹原の性格というか、それがうまく出てたような。
これまで進めてきた話の流れというか、編集的な事というか、それってこのシーンの為だったのかなぁ、と思うくらい。と言ったら言い過ぎ?
それでですね、あのですね、……やっぱり、ホモが嫌いな女子なんていないの?
最近各メイド喫茶で、どうもそういう気がしてならないんですが。
だって、メイドさんメイドさんがみんなそんな話ばっかりっ!
JAMでもシャッツキステでもGoodRockでもっ。
ちなみに、最近自分に「ハァハァしてる娘に萌える」という傾向があることが分かりましたので、特に問題はありませんが。

黒いカクテル(ジョナサン・キャロル)

黒いカクテル (創元推理文庫)

黒いカクテル (創元推理文庫)

桜庭一樹が帯を書いていたので購入。
ちなみに、

「ほんとうにあぶない本は、最初の一行でわかる、と思う」

という文句です。
そのとおり、冒頭がどれも刺激的な短編集でした。
特に、「あなたは死者に愛されている」の冒頭なんて素敵。
と、短編集で、さらにはどれもそれほど長くないので、さくっと読めるんですが、読んだあとが大変。
じっくりといろいろと考え込んでしまいます。
というより、考え込んでほしいなぁ、と。
展開、ネタ、テキスト、どれも刺激に満ちあふれているので。

[Today's tune]アポトーシス/THE BACK HORN