去る4/9,4/10と「ワルキューレLIVE2022 〜Walkure Reborn!〜」に行ってきましたので、その感想です。昨年のツアーは現地参戦できなかったので、久しぶりのワルキューレライブ現地参加となりました。
なんとも言えないので、ざっくりいくよ!
まず、会場入ってセンターステージだったのにとうとうきたか! ってなった。
ざわりと始まった1曲目はYami_Q_rayのGlow in the dark。音源でもロックな感じで激しい劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!の始まりにふさわしい曲なんですけど、音源よりも激しさと熱情マシマシで闇雲ΔJUNNAのパワーのある声はやっぱり音源よりもライブの方が強いなぁ、というか、ほんとすごいんですよ。2ndの頃は確かに歌はめっちゃうまかったけど、こういう強さというか、熱というのは今のJUNNAちゃんだからだな……って。
で、続いてはワルキューレの唇の凍傷がきたので、あ、これは今回は劇場版の流れやるのね、って、鋭い皆さんは気がついたと思いますが、唇の凍傷でワルキューレ5人の姿がステージ上に現れたとき、ほんと、真面目に、すごく安心したんですよ。いやですね、自分の推しであるところのマキナΔ西田望見さんがですね、4/1にTwitterで無事ご出産されたというお知らせをされておりましてですね、まぁ、ご出産当日というわけではなく、落ち着かれてから投稿されたと思うのですけれども、それでも、そう期間は経ってないわけで、そんな中でも、そうやってステージに立って、姿を見せてくれただけで、もう、満足。目的は果たした! という感じで。
つらみ現在進行形もこのライブで声を出せないのが厳しいなぁ、という盛り上がりで、個人的には無限大DRIVEが、今のJUNNAちゃんのロックなボーカルにワルキューレのキュートさを絶妙なバランスで掛け合わせた奇跡のような1曲だと思うんですが、いかがでしょうか?(マキナΔ西田望見さんの超愛超愛がかわいい
キキワケナイ!のカナメΔ安野希世乃さんは、やはり女神でした。昭和アイドルっぽさがたまらない。
そして、そこからドローン(いわゆるトロッコ)が出てきてマキナΔ西田望見さんの「マダマニア」。うわあああぁ、めっちゃきゃわわ! あのですね、自分が西田望見さんを推すきっかけになったのがですね、2ndの時の「おにゃの子☆girl」で西田さんがめっちゃきゃわわでですね、何より、ライブを盛り上げようというサービスというか、みんなで楽しもう! という雰囲気がですね、好きになったんですよ。「マダマニア」でもそれは健在というか、むしろ、もっとサービス! になってて、もう、絶対あの場のみんな楽しくヤダマキナマキナーマキナーやってたと思うんすよ。あと、おにゃの子もそうだったんですけど、マダマニアもマキナΔ西田望見さんとレイナΔ東山奈央さん以外のメンバの振り付けもめっちゃキュートできゃわわなので、みんな円盤が出たらしっかりと確認するように。
で、マキナΔ西田望見さんのソロの次は、やっぱりきましたレイナΔ東山奈央さんの「キズナ→スパイラル」。この曲はですね、やばいっすよ。裏裏で入るスネアに畝るベースラインに東山奈央さんのウィスパーボイスが独特の浮遊感を醸し出します。ワルキューレメンバーの中でも絶対に歌いにくいだろうレイナの声でこの曲を見事に歌いあげる東山奈央さんやっぱすげぇっす……ってなるんですよ。
そして、ここからはフレイアゾーン。
まずは、「風は予告なく吹く」。
3rdライブの時も思ったんですけど、フレイアΔ鈴木みのりさんというのは、歌にすごい気持ちがこもっていて、「風は予告なく吹く」も、前までのライブで聞いた時の印象と、劇場版を経てから聞いた今回の印象はガラッと変わっていて、歌う鈴木みのりさんの表情も前回までのライブとは全然違って見えた気がするんですよね。
そして、「愛してる」。
たぶん、今回のライブの中で1曲だけ選べと言われたら、この曲を選ぶと思う。
他の曲もめちゃくちゃ良かったし、盛り上がったし、なんなら、自分の推しは西田望見さんですが、それでも「愛してる」を選ぶ。
ライブのMCやインタビューなどでたびたび鈴木みのりさんがおっしゃっているところですが、彼女は、歌うときに、フレイアの思いに寄り添って歌うと答えています。「愛してる」はフレイアのハヤテへの想いがいっぱいに詰まった歌で、ステージのモニタにはフレイアとハヤテの思い出が流れていて、紙吹雪はハヤテがフレイアの誕生日に降らせた雪のように降り注ぎ、あぁ、今、ここで歌っているのは、憧れて、恋をして、そして、その想いを歌にした一人の女の子なんだ……と感じさせる歌だと思ったんですよ。
「愛してる」は、フレイアがハヤテを愛してる。
でも、それだけじゃないって思ったんですよ。
きっと、その「愛してる」は、自分たちオーディエンスが、フレイアをワルキューレを、そして、マクロス、マクロスΔという作品を「愛してる」でもあっただろうし、何よりも、鈴木みのりさん自身が、きっと、フレイア・ヴィオンという一人の女の子を「愛してる」なんだろうな、というのを、とても強く感じたんですよ。
だから、今回のライブを一言で表すとすると、「愛してる」だったんじゃないか、って。
バンドのインストでの「りんごのうた」を挟んで、ライブは後半戦に。
会場内に散ったメンバーがYami_Q_rayになっての「Dive in Abyss」に「綺麗な花には毒がある」。激しく、気怠げに、そしてキュートに。振れ幅っ! って思わずツッコミたくなるくらいに、見事なパフォーマンスに、少し落ち着いた会場がまた一気にトップギア。
Yami_Q_rayの後は、やっぱりきた、足をトントンする映像が流れて、カウントの声が響き、それに合わせてオーディエンスのクラップが鳴って「未来はオンナのためにある」からのメドレー(僕らの戦場→いけボ→絶対零度→God Bless You→ワルキューレはあきらめない)! 盛り上がりは最高潮で、あきらめないの最後のフレイアΔ鈴木みのりさんの「果てるまで」がですね、とても強かったところから、「ALIVE~祈りの唄~」。劇場版のクライマックスの映像をバックに、
行く道も
来た道も
間違いなどひとつもない
とても幸せだから
と歌うフレイアΔ鈴木みのりさんの歌声は、きっと、その場にいたみんなの気持ちだと思うし、
喜びも
悲しみも
満ちるように息吹いていく
まるでライブみたいに
という美雲ΔJUNNAの歌声こそ、その場を表現するのに最もふさわしい言葉だったと思う。
そして、
愛に満ちた 身体が燃える
新たな未来へと温もりを託して
──心から愛してる
というのは、その場にいた全員の言葉だったんじゃないかって。
そして、「宇宙のかけら」。メンバーたちの絆を強く感じる曲だなぁ、と。
うん、愛だ。
本編最後は、「ルンに花咲く恋もある」。風船たくさん飛んできたり、とっても楽しい歌で、もう、本当に多幸感……!
いつか醒める夢だとしても
かまわない愛してる
本当に夢のようなライブだったし、
また逢える日まで
うん、また絶対に次も会いたい! と思うライブだったと思います。
いや、ここで終わらずアンコール!
発売直後のマクロスFとマクロスΔのコラボアルバム「デカルチャー!!ミクスチャー!!!!!」から、1日目は「サヨナラノツバサ」で2日目は「ユニバーサル・バニー」。
もともとランカ・リー=中島愛さんとシェリル・ノーム staring May'nさん二人だったサヨツバですが、ワルキューレの5人のコーラスワークで同じ曲だけど全く違って聞こえるという感じで、さいっこうに盛り上がったし、2日目のユニバーサル・バニーはですね、これが来たらやばいよなぁ、と思ってたんですけど、まじやばのやばでしたわ。うん。
もともとはシェリル・ノーム staring May'nのソロ曲だったユニバーサル・バニーがワルキューレの5人がやるとどうなるのか? っていうと、JUNNAちゃんのパワーとか安野さんの色気とか鈴木みのりさんの無邪気さとか西田さんのキュートさとかが渦を巻いて、何よりも一番やばかったのが、東山さんの
キミ次第 キミといたい いたい いたい…
イタイのがスキ
ですよ。うん、死んだ。俺死んだ。やられたわ。
もう、そんなの絶対にやばいってわかるじゃん?
で、そこからJUNNAちゃんのフルパワーの
Perfect choiceをきかせてよ
ですよ。絶対にまずいやつじゃん。
で、心地よく死んでるところで、最後のMC。
西田望見さんの挨拶の中で、スタッフとメンバーに支えられてたというお話があり、例えば西田さんが乗るトロッコには椅子があったりとか、たぶん、他にも見えないところで色々なサポートがあったんだろうなぁ、って思ったし、まだまだ体も大変だろうし、今までのように時間も取れないという状況の中で、それでもライブ全編に出演してくださって、本当に、この人のファンをやっていて良かった……って、心から思ったし、それを支えてくれたスタッフの皆さんにも、本当に感謝だし、寄り添ってくれたワルキューレを好きで良かったなぁ、って思うんです。
最後の曲は「ワルキューレはあきらめない」。
この2年くらいで色々とあったけど、決してあきらめなかったから、こうして、また素敵なライブを体験することができて、
歌は幻なんかじゃない
繋がりあう音楽は 幻想なんかじゃない
そんな思いを強くしたライブでした。
蛇足ですが、お客さんも、昔からのマクロスファンっぽい人から、若い、たぶん10代?という人たち、男性だけじゃなくて女性もたくさんいて、しかも、ワルキューレの各メンバのそれぞれに満遍なくファンがいる感じで、そういうのもとっても良いなぁ、って思ったり。
なんか、まとまりなくなりましたけど、まじでめっちゃ最高だったということで。