MYSDOKU

まずは、連休初日の7/18、ネットを彷徨うミステリものの祭、MYSCONのスピンオフ読書会、
MYSDOKUに行ってきました。
#MYSCON公式サイト「MYSDOKU 〜ミステリ読書会〜【米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』】
課題本は、米澤穂信先生の秋期限定栗きんとん事件

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)


時間が足りなくなるほど活発な意見の交換があり、とても楽しくも有意義な読書会でした!

  • ミステリとしての謎のメインは、放火事件にあるのではなく、その裏で小佐内さんがどのような行動をしているのか?にある
  • 小市民になりたい!=「探偵」という存在の否定

といったあたりが、面白かったですね。


で、二次会、三次会とミステリの話しとか、酷い話しとか楽しかったです!
しかし、二次会からの特別ゲストにはもう、驚愕。
思わず、最後の1行が本当に良かったです!とか、直接伝えてしまいました……


ええと、参加者の皆様、スタッフの皆様、楽しいイベントをありがとうございました!
そしてなにより、これだけたくさん話せる素晴しい小説をプレゼントしてくださった、
特別ゲストというか米澤先生と編集のK島さんに感謝を!

Schatzkiste 宇宙七衛星物語

送信者 その他
日曜は、まずシャッツキテで開催されている宇宙七衛星物語というイベントに行きました。
#宇宙七衛星物語


先日発売された現代萌衛星図鑑に触発されたメイドさんが、やってしまおう!と本当にやっちゃったイベントです。

現代萌衛星図鑑

現代萌衛星図鑑

作者のしきしまふげんさんも全面協力(?)です。
さてらいこ.jp 宇宙七衛星物語、本日開幕
フリーペーパーには、なんと、メイド服にその身を包んだかぐやの姿が!
かわいい!


まぁ、くわしいところはアキバblogさんとかいろいろであるんで、そっちを見ていただければ、と。


店内では、いろいろと衛星とかの映像を流してるんですが、
「うおおぉ、また鳥肌っ!」
とか言ってるメイドさんがいたり。
まぁ、仕方ないよね……だって、はやぶさのあんな映像見てたら、鳥肌どころか泣けてくるよ……


あと、ボクがいるときに、ブルーのJAXAのTシャツ着た人がいらっしゃってました……
JAXA公認!


ついでにですけど、はやぶさというと、ちょっと前にこんなニュースがありました。
「はやぶさ」が“最後のご奉公”、惑星衝突予測に活用へ
「帰ってくること」が本当に最後のお仕事になったはやぶさです。
来年、2010年6月、遠い宇宙を旅してきた彼女が、無事地球へと戻ってくることを、
微力ながらお祈りしています。

Fly me to the Moon in AKIBA

で、つづいてこちらのイベントに行きました。
Fly me to the Moon in AKIBA
JAXA主催の、かぐや──SELENEパブリックイベントです。
講演会を聞いてきましたけど、初心者にもわかりやすい説明でとても面白かったです。
月探査において、かぐやがはたした仕事というのは、どれだけ意義のあったことか!
まだ取得したデータの解析中というところは当然たくさんありますが(それだけ、かぐやの取得したデータは膨大だった!)、
今後の月探査、そして、宇宙開発に彼女が残した贈り物は、絶対に役立つことでしょう。


そして、HDTVのすごさ!
学術的には、大きな意味はないかもしれません。
でも、彼女が見せてくれた雄大な映像は、
わたしたちの心に色々なものを届けてくれました。
砂色の月に昇る、蒼い地球の姿!
わたしたちが、どういう場所に生きているのか?
それを、もう一度、思い出させてくれます。
You Tube JAXAチャンネル


折りしも、7/20はアポロが月へ降り立ってから40年。
冷戦のさなか、アメリカとソ連が競いあうようにして目指した時代は昔、
国際宇宙探査協動グループ(ISECG)など、世界各国が協力して宇宙を目指す姿を、
きっと、かぐやも暖かく見守ってくれることでしょう。

ケモノガリ(東出祐一郎)

ケモノガリ (ガガガ文庫)

ケモノガリ (ガガガ文庫)

ごちゃごちゃうるさいこと言うな!
ただひたすら戦闘と戦闘と戦闘!
ああ、これは良いなぁ。余計な設定がほとんどない。
もしかしたら、それがダメっていう人もいるかもしれない。
なんで主人公こんなに強いの?→仕様です。
この一言で全てすませてしまえるんだけどな。
そこに理由などいらない。
ただ、武器と戦う場所があるから、戦うだけだ!


ええと、続編があるのであれば、今度は二挺拳銃をお願いします……

アイゼンフリューゲル(虚淵玄)

アイゼンフリューゲル (ガガガ文庫)

アイゼンフリューゲル (ガガガ文庫)

虚淵玄×中央東口という伝説のタッグ!
これで、おもしろくならないはずがない!
なんだよ、もう、ちょお面白いじゃん!


ただ速く、蒼空を支配する龍よりも速く──
そう願い、天空を駆る男の物語。
でも、重力に支配されるように、過去が、思惑がまとわりついていて……
これは、続巻が楽しみだなぁ。


1巻では、虹龍とのバトルシーンが良かったなぁ。
空に誇りを持つもの同士の、正々堂々とした姿に、思わず涙がこぼれそうに。

どうして、人は空に、宇宙に思いを馳せるのだろうか?
それは、その場所が遠く、遥か彼方だからじゃないだろうか?
そこは、きっと、純粋で、
何か、求めても手にすることができない答えの一端があるからじゃないか。
遠い宇宙の果て。
スピードの向こう側。
ぼくらはきっと、そんな場所を求めている。

[Today's tune]Beautiful morning with you/The Pillows