アンダーワールド」観ました。映画です。テクノじゃないです。
長年戦い続けているヴァンパイアとライカン。
一人の青年医師がその戦いに巻き込まれていくとき、何かが動き出す……
と、おおざっぱに言うとそんなあらすじです。
えと、ずっと観ながら、何となくどこかで観たようなどこかであったようなあらすじのような、
それでいてちょっとそれをうまく料理しきれていないような感じがあったんです。
で、メイキングや監督インタビューをみてそれが氷解。
今現在、ヴァンパイアにウィルスを絡めたり戦うヒロインとか全く珍しくも何ともないものなんですが、どうやら監督はそれが非常に新鮮ですごい考えだと思っているみたいなんです。
まぁ、ヒロイン役の人は「ヴァンパイアものだけど守られてるだけのヒロインじゃないし、今流行の感じだし〜」と言ってましたけど。
まさか監督も、海の向こうで、ひたすらに馬鹿みたいに強い白い吸血姫だとかカレー好きな聖職者だとか銃で戦う錬金術師だとか、さらには伝説の騎士王(少女)が人気だとは思っても無いんだろうなぁ。
さらには、十代前半の少女が大口径の銃を撃ったりカードで神経すり減るほどの戦いを繰り広げる小説が話題になったとか知ったら、もうびっくりするんじゃないでしょうか。
確かに、画面の雰囲気は良いし、クリーチャーデザインなんかも結構な感じ。
さらにはアクションシーンは派手だし見せ方も悪くないです。
しかも、なんと言っても2丁拳銃だし。
だからこそ、もうちょっとストーリーが……と思っちゃいました。

[Today's tune]DEAD ALONE/IN FLAMES