どこまでも殺されて(連城三紀彦)

「どこまでも殺されて(連城三紀彦)」読了。
何回も何回も殺されていく「僕」。
どうして、何回も殺されていくのか? 誰が「僕」を殺していくのか?
そして、八回目……
えっと、非常に素晴らしかったです。
さすがな感じの見事なトリックでした。
そして、トリック以上にやっぱり心理描写が素晴らしいなぁ、と。
ちょっと年代は違うんですが、高校生の心理と言うか考えている事が巧く書いてあって。
それら全てを表す言葉が「どこまでも殺されていく僕がいる」。
全てがこの一言に表されていると思います。

[Today's tune]手首/Syrup16g