新選組!

どんどんと時代が動いてます。とうとう薩長同盟締結です。
ほおずりまでさせてしまう坂本龍馬に萌え。


えーとですね、近藤の「皆の思い〜」というせりふですが、今週はそれが一番気になりました。
新選組の一番上に立っている人が、皆の思いは分かった、という訳です。
自分の考えを他人に分かってもらうのが重要な立場にいる人物が、皆の事が分かった、というのです。その近藤の事はいったい誰が分かっているのだろうか? と。昔は、武士になりたい、将軍の為に――という思いを真っ正面に突き出して、まっすぐに進んでいたんです。
だけど、今近藤はどこに向かっているのか、それがほとんど見えなくなってきている訳です。
決して感動の意志が弱くなってるという訳じゃなく、周りの人の意思がだんだんと強くなった来たと言うか。
新選組の隊員も、もちろん自己主張を強くしています。味方であるはずの土方の、新選組のためという思い、それがいちばん近藤の思いを分からなくしているような。
そして外を見れば一大仕事をやり遂げた龍馬がいる訳です。
結構辛い状況なんじゃないかなぁ、と。
もう、結束を強くして、と言いながらも、どうして? 何の為に? それが不透明になって行くのが。
この、どう進んでいいのか分からない、というのが新選組なんだろうなぁ、と。


昨日深夜にオダギリジョーについての番組がNHKでやってて、思わず見ちゃいました。
インタビューを聞く限り、ライダーについてもがんばって消したい過去というほどではないみたいで。

[Today's tune]スージー・ウォンの世界 山下町/クレイジーケンバンド