自作 花は過ぎて、月は陰り

ええと、こそこそやってるseesaaのほうに追加
http://nthlibrary.seesaa.net/article/2965299.html
どうぞ。


ええとですね、実は、大学入って、何となくサイトを始めたとき、そのときに考えていた姿に一番近いのが、このseesaaでやってることです。その名残が、自作小説のところにひっそりと置いてある、断片小説です。元々、日記はちょっと……と思っていたんで、その代わりに、と思ってました。
それが、今やどちらかといえば日記がメインなのかな? かな? というくらいになってしまい。小説系を目指した残骸が累々と横たわっています。


自分の小説遍歴を振り返ってみて、書くことのできない小説というのがいくつかあります。
まずは、小学校低学年の頃に出会った、ドリトル先生のシリーズ。これで、物語ーー小説の楽しさを知りました。
次に欠くことができないのは、遅ればせながら高校の時に読んだ、芥川の小説。
そのころは村上龍などにもはまってましたけど、インパクトが全然違いました。
歯車、或阿呆の一生に、小説の美しさを見ました。
そして、最後に出会ってしまったのが、すべてがFになる。
それまでなぜか避けていたミステリに、出会ってしまいました。
出会ってしまったが最後、決して抜けることができな無くなるのが分かっていたから、きっと本能で避けていたのでしょう。それが、浪人時代という人生のエアポケットにはまった瞬間、エンカウントしてしまいました。
で、今に至ります。
と、ここまで書けば分かってもらえると思いますが、実はミステリに出会ったのは遅いです。すでに、新本格第1世代は過ぎ、森・京極の勢いも落ち着き、あの流水事件すら、過去のものとなっていた頃です。
つまりは何が言いたいかというと、自分の小説の基礎は、ミステリじゃない、と言うことです。だから、逆にミステリというものに対して、厳密性や純粋性を求めているのかもしれません。あとから知ったものだから、融通が利かないというか。


長々と書いてしまいました。
ええと、他にも自分と音楽の出会いだとか、自分と萌えの出会いだとか、いろいろあったり無かったりするわけですが、それは、また別の話で。


……今日はフタコイオルタナティブ
#締めが駄目だ。

[Today's tune](WHEN YOU WAKE) YOU'RE STILL IN A DREAM/my bloody valentine