ツインシグナル9 10(大清水さち)
- 作者: 大清水さち
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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シグナルを「兄」だという信彦だけじゃなく、父親の正信、「ロボットの人」に会えた、と喜ぶマリエルも、これがきっと、今の人が想像している人間とロボットの間柄じゃないかと思う。
でも、実際にこんなロボットがいたら?
そう考えると楽観視はできないと思います。
シグナルたちのように、「人間らしい」ロボットたち。
人間でさえ人間らしさがどんなものかわからない中で、彼らの存在はいったいどのように私たちの目に映るんだろう。
自分が人間かアンドロイドかわからずに、機械の羊に頼った彼のように、自分の存在の曖昧さに気が付くんだろうか。
とりあえず、あと1巻あるみたいなんで、それを読了後に、もうちょっとちゃんと書きます。
あ、あとあれです。
やっぱりエララさん?
クイックに対してお姉さんモードのエララさんとか、さらわれてもシグナルを信じて待ち続けているエララさんとか、ちびをだっこしてるエララさんとか。
とりあえず、A-E姉妹にメイド服は似合うと考える委員会でも立ち上げようかと思います。
[Today's tune]Fix You/Coldplay