Hi-End Show TOKYO2005

寒天玄華の中の人の友人の人がとあるオーディオメーカーの中の人で、Hi-End Showというオーディオの展示会に出展するということで、ちょっと行ってきました。
ええと、どんなイベントというかの簡単な説明は、こちら(MYCOM PCWEB)でどうぞ。
私も、普及品のオーディオの中ではそこそこのものを使ってますけど、やっぱり全然違うですよ。音の再現性が段違いです。
もちろん、メーカーごとに特色があり、それぞれ目指す方向性がいろいろあるんだなぁ、と。
オーディオというのは凝り出したらゴールのないもので、
プレーヤーだけでなく、アンプ、イコライザ、スピーカー、電源、ケーブルなど、どれかひとつが変わるだけでも、出る音は大きく違います。普段CDラジカセなどでしか音楽を聴かないと意識しないとは思いますが、ケーブルひとつで大きく変わります。たぶん、エレキギターとか弾く人はわかってもらえるんじゃないかと思います。
まぁ、いくら良くても値段はそれ相応にしているものだし、なによりも置く場所も十分に性能を発揮させる環境もない、ということでそれなりの音質で我慢しなきゃいけないんですけどね。


興味深かったのが、どこのメーカーも単純に音を聴かせるという機能だけを売り込んでいたこと。いや、イベント的には当然なのかもしれないですけど、現在の状況からすると面白いなぁ、と。
PCをはじめ、今の家電製品などでの売り文句は、「〜もできる」というものがほとんどです。オーディオなら、「これもできる、あれもできる」というのです。例えば、家電メーカーの主力なコンポとかだと、CDチェンジャー付きは当たり前。MDが何枚も入ったり各種メモリに対応してみたり、CDしか聴けない、だとかいうのは考えられない状況です。一般家庭で使うなら、スペースや費用の問題で、CD/MD/ラジオが全て1筐体に入れなきゃいけないというのは仕方のないことかもしれません。
ただ、いくらか機能過多になっている部分もあるんじゃないか? と。
私が今使っているのは、CDもMDも1枚ずつしか入りませんけど、それほど不便は感じていません。むしろ、3枚とか5枚だけのCDチェンジャーなら中途半端でいらないかな、と思います。
今、音楽を使う環境としては、CDチェンジャーなどよりもPCとの連携の方が重要なのかなぁ、と。
iPod-iTunes-オーディオ機器での連携というのは、やはりひとつの完成系だと思います。
自分の環境的にiBookというわけでiTunes-オーディオ機器の連携が不十分ですが、PowerMacだったらうまくやれるのになぁ、と思ったり。LANでオーディオと連携がうまくできたら、iBookでもうまくできるんですけどねー。まぁ、TCPじゃオーバーヘッドが大きすぎるしUDPじゃ品質に問題があるだろうし。難しいところです。

[Today's tune]RAVE-O-LUTION DMG/blasterhead