星の王子様(サンテグジュベリ/池澤夏樹・新訳)

星の王子さま (集英社文庫)

星の王子さま (集英社文庫)

著作権の関係で、一気に新訳がでた星の王子様の中で、最有力なんじゃないだろうか、というのがこの池澤夏樹の翻訳ですね。
自身、寓話性の高い小説を書いている彼ですから、もちろんこの翻訳も非常に良いものでした。
しかし、こういう過去の名作が新訳などで出版されて、書店でもひとつのコーナーができたりしますが、そういう本をファッションとして読むのか、それとも真に心に受け止めるのか、もはや十分に名の売れている本たちだけに、とても難しいところだと思います。


ところで、池澤夏樹といえば池澤春菜のお父さんだったりしますが、池澤春菜と言えば数年前にNHKフランス語講座やってたなぁ、とか。
一応、大学では第2外国語にフランス語をとっていたので、なにげに見ていましたよ?

[Today's tune]生まれ来る子供たちのために/Bank Band