鍵姫物語永久アリス輪舞曲とデータベース型物語消費

ヒロインの名前が有栖川ありすだったので見てみる。
残念ながら、ミステリ作家とはまったく関係ないようです。残念。
そして、オフィシャルサイトを確認しようと思ったら、例外なくFirefoxが堕ちるので、今回の記事は情報が不確実です。あしからず。


現代で「アリス」という固有名詞から第1に連想するものは、ほぼ間違いなくルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」と続編の「鏡の国のアリス」を思い浮かべます。つまり、「物語」を受容する側の前提として「アリス」というもののイメージができあがっていると言うことです。
たとえ、本文中に明記されていなかったとしても、物語を読むときには「アリス」のイメージを前提として読むわけです。消費者が自分の中にあるデータベースから「アリス」のデータを無意識に取り出しているわけです。
つまりは、何が言いたいかというと、自分の中のデータベースにある「アリス」と、永久アリス輪舞曲の「アリス」が、データ不整合を起こしたと言うことです。
あー、あれだなぁ。
やっぱり介錯先生とあわないなぁ。
それぞれのパーツだけを集めると好みなんだけどなぁ。
神無月の巫女のときは、学園とか巫女とか神話とか百合とか好みだったんだけど、どうにも萌えきらなかったし。今回も、アリスとか学校とか本とか好みなんだけど、やっぱりちょっと違和感が。
たとえると、良い焼酎は水割りじゃなくてロックだろ? と言う感じ?
でも見るよ? 見るよ?

[today's tune]Hypnotize/System Of A Down