おねがいマイメロディ、Fate/stay night

というわけで、たまにはアニメの感想を。
まずは、クライマックスを迎えているマイメロ様。
mixiに書いたのを転載ですが。
先週は、黒音符が100個集まって、これからどうなってしまうんだろう? という緊張感のある展開で終わっていましたが、今週どうなったかというと、柊先輩がバイオリンを弾いてました。──もちろん、上半身裸で。
しかし、コートの下には何も着ていないって、どこかの変態さんですか?
そして、柊先輩が黒音符でできた曲を弾き出すと、街には、悪魔魔法で黒い夢を叶えられた人々の姿がっ! 街中にあふれる化け物たち。それはさながら鳥獣戯画の宴のよう。極彩色に彩られた混沌は、サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドのジャケットとも見える。
そんな悪夢を止めようとする主人公ズ。曲の影響を受けないようにするために、マイメロ様のずきんを拝借だ! ……あの、ずきんの山にはそんな意味があったのか。
化け物どもを利用して、柊先輩の元へと急ぐ主人公ズだが、そこには先にクロミちゃんの姿が。けなげに、ただ柊を信じて、その元へと行こうとするクロミちゃん。しかし、ダークパワーにはじき飛ばされて、落ちていくクロミちゃん。──をすんでの所で受け止めるのは、遅れてきた歌&マイメロ様。……おせーよ。
自分の夢の扉を開けば、柊を助けられるかも、という歌。
微妙な女心から、素直にそれができないクロミちゃん。
はっきり言って邪魔なマイメロ様。
やがて、何かを吹っ切るように、歌の夢の扉を開くクロミちゃん。
開いた夢の先は、宇宙を滅ぼしかけた柊先輩の夢の中。
捨てられていた夢のゴミ袋をひとつ開くと、その中からは歌の顔がたくさんあふれてきました。その勢いは、まるでパンドラの箱からあふれるこの世の全ての罪悪のよう。
──パンドラの箱の、一番奥には慎ましやかな希望が残っています。それは、柊のゴミ袋の中にも。
その希望とは、クロミちゃんが、たった一度だけ自分の願いを叶えた、あのクルミ・ヌイの姿と、クロミちゃんの笑顔。
クルミは、優しく歌とクロミちゃんと、ついでにマイメロ様を抱きかかえて、閉じゆく柊の夢から助け出すクルミ
歌とクロミちゃんの思い出で、柊は正気に戻ったものの、ダークパワーのせいで、またもや落ちていく歌。
すんでの所で歌の手をつかむ柊。
そのとき、歌から100個目のピンク音符が!
と、そこでダークパワーのせいで落ちていく歌。
助けようとするも、やはり役に立たないマイメロ様。
さて、どうなるのか?


というところが、今週でした。
マイメロは、サンリオという子供の夢を売る企業が、ずっと前から大切にしているだろうキャラクターで、そのアニメ化ともなればキャラクターのイメージというか、そういうものがいろいろとあったりすると思うんですが、そういうものをあっさりさっぱりくっきり裏切っているというか、予想の斜め上を突っ走っていて、大きいお友だちに大人気だったりしますよね。
けれど、ただのネタに突っ走っているだけじゃなくて、締めるところはちゃんと締めるというか、時折良いところを入れてくるのが、また良いと思うんですよ。
バク君の話とか、クロミちゃんのほのかな恋心とか。
特に、クロミちゃんの願いを叶えた、クルミ・ヌイのあの回はとっても良かっただけに、今回出てきてとても嬉しかったというか、よくあの回を今回に絡めてきたな、というのが正直な感想ですね。


と、そのように、混沌ときれいなストーリーが同居しているのがマイメロディ


それでは、中間の一休みという感じのFate/stay night
ええと、セイバーさん冷静にお腹空きすぎ。……気が付かないはずがないだろうに、食っちゃ寝の英霊が。いや、それでこそ僕らのセイバーだ!
で、ええと、それよりもイリヤたんめんこすぎ。
士郎の名前をうまく言えなくて、「えみ、やしろ?」とか繰り返すあたりが、もうどうすればいいのやら。……どうする気か知りませんが。
あれですね、このアニメ放送後だったら、TYPE-MOONの人気投票の順位も変わっていたんじゃないかと。
それにしても、人気投票。
またしても、……またしても、桜がライダーに負けましたね。
ええ、分かってるんです。みんな、桜があんまり好きじゃないことは。
他のヒロインどころか、主人公以外の男キャラにすら負けているのは良いとしても、自分のサーヴァンとよりも下だと言うことは分かってるんです。


……で、今日については書くことないんですよね。
すいません。
もうちょっとで晩年を読み終わるんですが。

[Today's tune]Just One/Hoobastank