マルドゥック・ヴェロシティ1(冲方丁)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

3週連続刊行の第1弾です。
3年前、SF、ライトノベル界隈のみならず、広い範囲で話題となり、その時代のマスターピースともなったマルドゥック・スクランブルの続編です。
まだ1巻だけなので何とも言えないところはありますが、とにかく「有用性」という言葉が印象的だった。
それは、スクランブルでバロット、ウフコックが命をかけて証明した「自己」というものと通じているんだろうと思う。
そう考えて読んでいくと、ひと味違うんじゃないでしょうか?
と、それはともかくとして、アレですね。
読んでいると何か書きたくなると言うか、びしびしと刺激されるね。
うん。
マルドゥックという都市が刺激するのか、それとも、ボイルドやウフコックの姿が刺激するのか。
ともかく、彼らの問いに対して、自分は何か答えを示さなきゃいけないんじゃないだろうか。

[Today's tune]Children Of Decadence/Children Of Bodom