過去作品のリファレンスについて

昨日の日記に対して、id:youkitiさんにコメントを頂いて、それがちょっと面白い内容だったので。
流れは、こちらを参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/kazutokotohito/comment?date=20070103#c


個人的には、いくら外部に優秀なアーカイブがあったとしても、人間それぞれが自分の中に、ある程度の蓄積は持つべきだ、と思います。
例えば、本を読んで一字一句覚えろ、と言うわけではなく、その作品はどういう文脈の中にあるもので、どのようなテーマを、どのような態度で扱っているのか、というくらいは、有名作品に対しては押さえておく必要があるんじゃないか、と言うことです。
そういったものを押さえた上で、新たに読んだものをどういった文脈に結びつけるのか、というのは人間にしかできない発想だと思うので。
コンピュータ、ネットワークの進化が著しく、知識の質が変わってきたという言説はすでに一般的なものとなっていますが、それでも、やはりコンピュータに発想そのものを任せることは、(今のところ)不可能です。
ロボット・アンドロイド属性を自称し、セリオ@東鳩最萌えを公言してはばからないボクですが、実際のところそれほどロボット、コンピュータに幻想は持ってないです。
結局、発想し、判断するのは人間だと思っています。
いや、だからこそ、その殻を破るロボット・アンドロイド萌えなわけなんですが。


まぁ、ちょっと論点が拡散しすぎですね。
そのうち、気が向けば、何か書いてみるかも知れません。

[Today's tune]Boys Will Be Boys/The Ordinary Boys