白い兎が逃げる(有栖川有栖)

白い兎が逃げる (光文社文庫)

白い兎が逃げる (光文社文庫)

ちゃんとミステリも読んでるよーということで。
この前、全国各地に封筒入りのお金が置かれている、と言う事件について、某ワイドショーで有栖川先生がインタビューを受けてたりしましたが、それも当然だと思うような、見事な列車トリック!
実は、アリバイ崩しものはそれほど好きじゃなかったりします。
なぜかというと、解決がどうしても一方向に向かってしまう傾向が多いので。
まぁ、実はこんなルートを使えば犯行時間に間に合ったんだよ! なんて単純なものは早々ありませんが。
──いや、実はあるのかな?
ええと、そんなわけで、アリバイ崩しというと、ちょっと警戒するんですが、そこは有栖川先生、単純じゃなかったですよー。
満足。