ヘッドフォン娘と文学少女の共通点

とりあえず、これからいう文学少女は、別に遠子先輩@文学少女シリーズに限ったことじゃなくて、一般的に街中で本を読んでいる娘ということで宜しくお願いします。


ヘッドフォン娘文学少女というのは、実は共通点があるんじゃないかと思うんですよ。
ええと、ヘッドフォン娘が何かわからない人は、はてなのキーワードから確認しておいてください。
まぁ、平たく言うと、ヘッドフォンで何か音楽を聴いている娘ということです。


で、そのヘッドフォン娘文学少女のどこに共通点があるかと言うと、どちらも、ちょっと外から見ただけではわからない、自分の世界をそこに構築しているということなんじゃないかと。
ヘッドフォン娘さんは、何か音楽を聴いています。
文学少女さんは、何か本を読んでいます。
その両方とも、個人的なものであり、何か、人と共有している訳じゃないです。
(もちろん、あとから人と感想を話し合ったりとかそう言うのはあるかもしれないですけど)


何と言うか、知りたいんだけど、このまま知らない方がいいんじゃないか? と思うような、相反する気持ち?
「何聴いてるの?」
「何読んでるの?」
という問いが、どこか無粋なものに思えるような、そんな雰囲気がいいんじゃないか、と。


ええと、わからないからこそ、そこから広がる妄想?
──なんか、身もふたもなくなったなぁ。


つまりは、コーヒーとか飲みながら、本を読んで、iPodで音楽聴いてるような女の子とかいると、
「どんな本と、どんな音楽を合わせているのか?」
とか、非常に気になる訳ですよ。
うん。
誰か同意して!


というようなことを、電車の中で、向かいに座っていたメガネっ娘iPodで何か聴いているのを見ながら考えてましたとさ。

[Today's tune]インディゴブルー/Cocco