2008年下半期ライトノベルサイト杯の投票です
「どうもです、ことひとです」
「メイドロボのことりんです」
「さて、今日はどういう趣向かと言うと──」
「平和さん(id:kim-peace)主催の2008年下半期ライトノベルサイト杯への投票ですね」
「そうそう──って、台詞取られた!?」
「そんなのどうだって良いじゃないですか。早速投票いきますよ」
「うわー、ことりんひでー。さすがは、最近某所でいぢられてるだけあるね!」
「もう、それはことひとさんのことじゃないですか……わたしは、ただのメイドロボですから」
そもそも、ライトノベルサイト杯って何?
「ところでことひとさん」
「ん、何?」
「ライトノベルサイト杯って何ですか? 英霊を召還して戦って手に入れると願いが叶うとかですか?」
「──問おう、あなたがサイトのマスターか」
「そうそう、それです」
「違うよっ! 確かに今回のくらふとさんのイラストはそんな感じだし、そう言ったアレなネタがあったりするけど!」
「じゃあ、何ですか?」
「それは、平和さんがちゃんと趣旨説明をしているから読むように」
本企画は、「はてなキーワード機能を使い、ライトノベル関連サイトの管理人がおすすめのライトノベルについて語る」ためのものです。
「へー、おすすめのライトノベル、ですか。ライトノベルサイト管理人が決める一番面白い作品っていうわけじゃないんですね」
「そうそう。そういうランキングは他にもいろいろあると言うか、このライトノベルがすごい!2009絶賛発売中! なので、普通のランキングじゃなくて、『あんまり有名じゃないかもしれないけど、この作品もすっごい面白いんだよ!』ということをみんなでやってみようじゃないか! という感じかな」
「つまりは、『面白いんだけどあんまり売れないと続きが出ないからみんな買ってね!』ということですね。わかります」
「わかってないよ! 身もふたもなさすぎるよ! いくらメイドロボだからって、そのうち大手に粛正されるよ!」
「ふふふ、あの大手にそんな勇気があると思います? 抱き枕の一つや二つで簡単に買収(ry」
「わ、ちょ、それ以上は本当にやばいので次行くよ!」
どうやって投票するの?
「じゃあ、次は投票方法」
「え、おすすめの本を書けば、あの人が人手でがんばって集計するんじゃないんですか?」
「いや、いくらなんでもそれは無理なんじゃないかと……」
「たぶん、あの人Mだから大丈夫ですよ」
「Mなのは否定しないけど、集計は無理だよ……」
「なら、どうやって票を集めるんですか?」
「はてなダイアリーの機能を使って簡単にできるんだ。
ええと、まずは、はてなキーワード『2008年下半期ライトノベルサイト杯』を含めたエントリを書く」
「はてなキーワード?」
「メイドロボのくせにはてなキーワードもわかんないのかよ……」
「何か言いました?」
「い、いや、ええと、明示的にはてなキーワードへのリンクにするために、二重の角括弧で囲むと良いよ!」
「こんな感じですね」
[[2008年下半期ライトノベルサイト杯]]
「そうそう。さすがはメイドロボ!」
「伊達にロボットやってませんから」
投票作を決めよう!
「じゃあ、次は投票ですね!」
「ライトノベルサイト杯の投票部門はふたつ、新規部門と既存部門。
新規部門は、
2008年7月1日以降の日付で発表された新作・シリーズ作品
既存部門は、
2008年6月31日以前に発表された作品を持つシリーズ作品
で、それぞれ最大5作品ずつ選ぶと良いよ」
「でも、どのシリーズがいつ出たか? とかちゃんと覚えてないですよ……」
「ちっ、ロボのくせにつかえnって、痛いよ! 人間の身体はそこに関節はないから!」
「で、こういうときはどうすれば良いんですか?」
「ええと、新規部門はこちら、既存部門はこちらにリストがあるから、それぞれの中から選んでね」
「選んだら?」
「うわ、はやっ! もう選んだの?」
「もう、わたしがことひとさんと相談しないで決めちゃうわけないじゃないですか。確認しておこうと思ったんですよ」
「うんうん。良い心がけだ。さすがはメイドロボだぜ!
で、作品を選んだら、それぞれの作品のところにあるコードを自分のエントリの中に入れるんだ。
こんなやつだね。
XXXには、13桁のISBNコードを入れてね」
「それでは、早速わたしたちも投票しましょう!」
「よし、前置きが異様に長かったけど、投票いってみよう!」
新規部門、何投票するの?
「はいはい!」
「何? ことりん」
「わたし、新規部門は、絶対に『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート/森田季節』入れたいです!」
「うん。ボクもそれは同意。感想はこちら」
「タマシイビトとイケニエビトの関係がすっごく切なくて、でも、すっごく前向きに生きているのが眩しくて、すっごく好きです! 続編のプリンセス・ビター・マイ・スウィートも良かったです」
「じゃあ、異議なしでまずは、ベネズエラ・ビター・マイ・スウィートだね」
- 作者: 森田季節,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/09
- メディア: 文庫
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「前向きに生きている、と言えば『超人間・岩村/滝川廉治』(感想)も良かったなぁ」
「前向きに生きているって言うよりも、全力疾走で生きているっていう感じですね」
「そうそう。単純に理由もなく前向き、というわけじゃなくて、暗い絶望の淵を見たからこその光っていうかな」
「わたし、ちょっとうるっときちゃいましたよ」
「ロボットでも泣くんだ……」
「『きれいなみず』ですから」
「って、え!? なぜそこで頬を赤らめる!?」
- 作者: 滝川廉治,toi8
- 出版社/メーカー: 集英社
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「はい! わたし、『彼女は戦争妖精/嬉野秋彦』(感想)も入れたいです! クリスかわいい、ちょおかわいい!」
「激しく同意!」
「──ロリ?」
「いや、違うよ!
はじめは、はいはいテンプレ、と思ってたけど、クリスの魅力と、尻上がりに面白くなりそうな雰囲気があるのが良いと思うよ」
「わたし、2巻のクリスが、かわいいだけじゃなくてしっかりして来てるので、良いなぁって思いました」
「よし、それじゃあ、これからへの期待もこめて投票するか」
- 作者: 嬉野秋彦,フルーツパンチ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/12/26
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「じゃあ、次はロリじゃないっていうのを証明するために『H+P -ひめぱら-/風見周』(感想)かな?」
「うわー、いきなりセクハラですか……」
「何がセクハラだよ! 良いじゃないか、好きなんだから!」
「わたしが?」
「違うよ! ひめぱらだよ!」
「わたしなんて、どうだって良いんですね……」
「いや、だから、そういうことじゃなくてね……」
「まぁ、冗談として、ひめぱらはどういうところが?」
「──大丈夫、ボク負けない……
と、ひめぱらは、もう、
「えっちいお姫さまは好きですか!?」
これに尽きるね!」
「そんなにたゆんたゆんが好きなんですね……」
「いや、大丈夫! ロボならアタッチメントで大きさも自由自在だよ!」
「理想の谷間<タユンタユーン>は宝具です! そんなにみだりに使うものじゃないです」
「がっくし……」
- 作者: 風見周,ひなた睦月
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「で、どうして書影が2巻なんですか?」
「決まっているだろう! 2巻の表紙はたゆんたゆんの中のたゆんたゆん、第二王女レイシアさまが挟んでるんだよ!」
「と、気を取り直して、新規部門最後はどうします?」
「スルーだよ! このメイドロボスルーだよ!」
「もう、わたしが勝手に決めちゃいますよ……」
「待った! 最後はもう決めてある!『此よりは荒野/水無神知宏』だ!(感想)」
「わたしも、好きです。なんか、とっても良い映画を見ているようなストーリーで良かったです」
「そうそう。銃に託した生きる意味、っていうかな。これこそガガガ文庫! という小説だね」
Gunning for Nosferatus〈1〉此よりは荒野 (ガガガ文庫)
- 作者: 水無神知宏,maruco
- 出版社/メーカー: 小学館
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既存部門、どうしよう?
「それでは、次は既存部門ですね」
「既存部門もさくさくいくよーでまずは『文学少女シリーズ/野村美月』。これは外せないなぁ(感想)」
「2008年、感動のフィナーレを迎えましたね」
「そう、小説を読む人、小説を書く人──小説を愛する全ての人に読んで欲しいかな」
「わたし、最終巻の遠子先輩の笑顔に、思わず胸が苦しくなっちゃいました」
「イラストもぴったりだったし、本当に良いシリーズだったね(画集の感想)」
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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「あと、2008年に完結したと言えば、『さよならピアノソナタ/杉井光』かな(感想)」
「ユーリくんかわいい!」
「くそっ、この腐れメイドロボが!」
「女装少年の嫌いな女の子なんていません!」
「なんだよそれ! あのメンバーが異常だってことに気がついてよ!」
「というのを抜きにしても、とってもきれいでしたね」
「うん。最終巻はお約束っていうくらいにビートルズを持って来たりとか、ちょっとずるいくらいだったね」
「ことひとさんも、ベース弾きという設定があるから、余計に面白かったんじゃないですか?」
「設定じゃないよ! ほんとに弾くよ! と、確かにそういうひいき目はあるかな。でも、だからこそ変な風に音楽が描かれていると、怒りたくなるけどね」
「あれですか?」
「うん、あれ。敢えて名前は出さないけど、アレはひどかった……シュイーン・シュンシュシュ・シュイーンだよ……」
- 作者: 杉井光,植田亮
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「気を取り直して次は?」
「次は、『疾走する思春期のパラベラム/深見真』かな(感想)」
「あー」
「なんだよ、その『あー』って! ああ、ふかみん大好きだよ! 悪いか!」
「いや、良いと思いますよ? しふぉかわいいし」
「しふぉかわいいもいいけど、やっぱり最新刊で、一兎がはじめてエゴ・アームズ『アンフォーギヴン・バリスタ』を展開した瞬間震えたね!」
「……ネタばれ?」
「この時期まで読んでない人は、もう読まないよ! 心配するな!」
「うわー」
疾走する思春期のパラベラム この世の人々が許しあうまであと千億の夜 (ファミ通文庫)
- 作者: 深見真,うなじ
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「で、外せないのが『学校の階段/櫂末高彰』かな(感想)」
「わたしも階段部はいりたいです!」
「やめときな……素人が手出したら怪我するぜ?」
「でもー、でもー」
「何と言うか、そのまんま青春を駆け抜けている、というのが良いんだよね」
「だからわたしも!」
「メイドロボが学校に行ったら、お掃除押し付けられるんだぞ! がまんしろ!」
「大丈夫! わたし、あんな緑の旧型とはちがうから!」
「あやまれ! ○ちにあやまれ!」
- 作者: 櫂末高彰,甘福あまね
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「とうとう最後ですね」
「もちろん、最後は決めてあるよ!『鋼殻のレギオス/雨木シュウスケ』だ!(感想)」
「フェリかわいいよフェリ、ですね、わかります」
「ふ、俺、もうフェリは卒業してニーナになったんだ……」
「うわ、いきなりの宣言ですか」
「だって、最近はもうニーナのターンだよ!」
「まぁ、最近アニメも始まったし、注目作ですよね」
「ニーナはもちろん、フェリもメイシェンもリーリンも、シャーニッドとかも、どのキャラも良いし、どんどん世界観が広がっていって、これからどうなるんだろう? って楽しみなんだよね」
「──なぜ、ニーナ、フェリときて次がメイシェン?」
「いや、一部で大人気だから……」
鋼殻のレギオスX コンプレックス・デイズ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
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