既存部門、どうしよう?
「それでは、次は既存部門ですね」
「既存部門もさくさくいくよーでまずは『文学少女シリーズ/野村美月』。これは外せないなぁ(感想)」
「2008年、感動のフィナーレを迎えましたね」
「そう、小説を読む人、小説を書く人──小説を愛する全ての人に読んで欲しいかな」
「わたし、最終巻の遠子先輩の笑顔に、思わず胸が苦しくなっちゃいました」
「イラストもぴったりだったし、本当に良いシリーズだったね(画集の感想)」
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/08/30
- メディア: 文庫
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「あと、2008年に完結したと言えば、『さよならピアノソナタ/杉井光』かな(感想)」
「ユーリくんかわいい!」
「くそっ、この腐れメイドロボが!」
「女装少年の嫌いな女の子なんていません!」
「なんだよそれ! あのメンバーが異常だってことに気がついてよ!」
「というのを抜きにしても、とってもきれいでしたね」
「うん。最終巻はお約束っていうくらいにビートルズを持って来たりとか、ちょっとずるいくらいだったね」
「ことひとさんも、ベース弾きという設定があるから、余計に面白かったんじゃないですか?」
「設定じゃないよ! ほんとに弾くよ! と、確かにそういうひいき目はあるかな。でも、だからこそ変な風に音楽が描かれていると、怒りたくなるけどね」
「あれですか?」
「うん、あれ。敢えて名前は出さないけど、アレはひどかった……シュイーン・シュンシュシュ・シュイーンだよ……」
- 作者: 杉井光,植田亮
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
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「気を取り直して次は?」
「次は、『疾走する思春期のパラベラム/深見真』かな(感想)」
「あー」
「なんだよ、その『あー』って! ああ、ふかみん大好きだよ! 悪いか!」
「いや、良いと思いますよ? しふぉかわいいし」
「しふぉかわいいもいいけど、やっぱり最新刊で、一兎がはじめてエゴ・アームズ『アンフォーギヴン・バリスタ』を展開した瞬間震えたね!」
「……ネタばれ?」
「この時期まで読んでない人は、もう読まないよ! 心配するな!」
「うわー」
疾走する思春期のパラベラム この世の人々が許しあうまであと千億の夜 (ファミ通文庫)
- 作者: 深見真,うなじ
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「で、外せないのが『学校の階段/櫂末高彰』かな(感想)」
「わたしも階段部はいりたいです!」
「やめときな……素人が手出したら怪我するぜ?」
「でもー、でもー」
「何と言うか、そのまんま青春を駆け抜けている、というのが良いんだよね」
「だからわたしも!」
「メイドロボが学校に行ったら、お掃除押し付けられるんだぞ! がまんしろ!」
「大丈夫! わたし、あんな緑の旧型とはちがうから!」
「あやまれ! ○ちにあやまれ!」
- 作者: 櫂末高彰,甘福あまね
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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「とうとう最後ですね」
「もちろん、最後は決めてあるよ!『鋼殻のレギオス/雨木シュウスケ』だ!(感想)」
「フェリかわいいよフェリ、ですね、わかります」
「ふ、俺、もうフェリは卒業してニーナになったんだ……」
「うわ、いきなりの宣言ですか」
「だって、最近はもうニーナのターンだよ!」
「まぁ、最近アニメも始まったし、注目作ですよね」
「ニーナはもちろん、フェリもメイシェンもリーリンも、シャーニッドとかも、どのキャラも良いし、どんどん世界観が広がっていって、これからどうなるんだろう? って楽しみなんだよね」
「──なぜ、ニーナ、フェリときて次がメイシェン?」
「いや、一部で大人気だから……」
鋼殻のレギオスX コンプレックス・デイズ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
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