魔神の遊戯（島田荘司）
「魔神の遊戯（島田荘司）」読了。
魔神というわけで魔人では無く、甘い物好きな北海道の某TV局のディレクターじゃないので。
ネス湖畔の村でおこる連続バラバラ殺人。
あらゆる事象が繋がっていくとき、全ての真実が明らかに？
謎に挑むのは、名探偵御手洗潔！
……という訳で、本格ミステリマスターズの島荘作品です。
最高です。思わず馬車道に詣でるよ〜ってくらいに。
……いや、今のところ行く予定はありませんが。
それにしても、中身について語りたくても語れないという難しさ。
これがこうなってあれがここに繋がって〜とか話すと、全てがネタばれに繋がるという。
言える事は、ミステリ初心者でも、絶対にミステリから抜けられなくなる。
そして、ミステリマニアなら感動を覚えることしきり、というくらいでしょうか。
最後まで読んでからもう一度読み直してみましょう。
仕掛けの多さに驚いちゃいそう。
というより、本当に凄いよ、島荘。
ここまでやってバランス良く破綻しないミステリを書けるなんて。
それにしても、この週末で空の境界読む予定だったのになぁ……
まぁ、予定がずれていくのさえ予定通りという事で。
