新選組!

岩倉・薩長の会議に出席している伊東が……まさかこういうふうに来るのかぁ、と。
そして、近藤・伊東の対談のシーンが良かったなぁ、と。
風に吹かれるろうそくに、障子を閉める近藤。なんだか、そこでもう命のやり取りをする覚悟をしているのが見えたような。
論客だったはずの伊東を相手に、言葉だけで向かっていったんです。その伊東が近藤を刺そうとしているのに。
燃えました。
で、それよりも油小路ですよ。
なんとか平助を逃がそうとする永倉、原田。けれど、一番平助の事を知っていたのは沖田であって、その沖田も、血を吐いて倒れる訳です。
生きたくても生きられない事が分かっている沖田と、自分が武士として生きる為には逃げる訳にはいかない平助。
その覚悟が出来ているから、平助は刀を抜いて、戦ったんだろうと。
だから、だからこそ永倉には最期のひと太刀を平助にいれてほしかったなぁ、と。個人的な感想なんですけど。
その最期のひと太刀で、永倉という新選組の中でもどちらかといえば大人な人が、平助を一人前として認めた、と見えたのになぁ、と。
でもでも、永倉の性格からして、そんな泥臭い事やるなら早く逃げろ、というんだろうなぁ、と。
難しいところです。
……もちろん泣きましたが、何か?

[Today's tune]Six Barrel Shotgun/Black Rebel Motorcycle Club