造物主(ライフメーカー)の掟(ジェイムズ・P・ホーガン)

「造物主(ライフメーカー)の掟(ジェイムズ・P・ホーガン)」読了。
土星の惑星に新しい種族発見、ただしみんなロボっ娘みたいなっ!
……いや、ロボっ娘は皆無ですが。
当然のごとく、そんな戯言とは無縁なSFです。一種のファーストコンタクトですよ。ただし、普通は下に描かれる事が多い人類の側が上になっているというだけで。いいかげんなSFでよくある、とりあえず宇宙人出してみました系ーー例えばID4とか――ああいうのでは全く描かれる事のない異星人の意図というのが逆の立場ながら描かれていて非常に面白かったです。よく考えてみれば、今の人類がひとつの意思のもとにあるわけじゃないように、異星人も当然一枚岩じゃないんだろうなぁとか。今、異星人が地球に来たりしたらどうなるのかなぁ、とか。しかもそれが、この小説に出てくるような機械だったりしたら。そういういろいろな興味深い問題をいろいろと提示してくれるわけですよ。
しかし、一番はやはり、科学というのは何の為にあるのか? というところでしょうか。私たちは、ザンベルドルフに何一つ反論できないのではないのでしょうか?


高校の頃の友人の誘われてmixiに登録しました。はてなでは書かないような戯言を書こうとか思ってます。
言人で検索したら出てきますので、よろしくデス。

[Today's tune]Shinobi Vs. Dragon Ninja/Lostprophets