ヴァンパイヤ―戦争 謀略の礼部クーデタ(笠井潔)

最近、月1冊の刊行ペースに置いて行かれ気味ですが、気力を振り絞って読了です。
前巻の最後でいったいどうやってこのピンチを乗り越えるんだろうと思ったら、みすずちんぴんちっ、並みのピンチだったようであっさりと、というか、なんだかもうパターン? みたいな?
まぁ、そんなことはどうだっていいんですよ。
このシリーズを読み続ける根拠となっている惰性と、もうひとつの要因であるキキがあれですよ。
……いや、表紙がすべてだったなぁ、と。月姫でカレーだとかナイチチだとかメイドだとかまじかるあんばーだとかの妨害にも負けず殺した責任を全力で取ろうとした自分としては、この吸血鬼らしくない吸血鬼というか、なんとなく白い吸血鬼? とでも形容して良いのか分からないようなそのようなものにかなりやられてしまっているので。

[Today's tune]People=Shit/Slipknot