世界の終わりの魔法使い(西島大介)

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

……まほー。
帯の言葉がすべてです。もう、この一言にやられたということで。
小説書きには、絶対こういうの書けないです。絵があるからこそ、このストーリーで良いんだなぁ、というか。
非常におもしろく。
絶対お勧めですよー。ぷー。
あと、何となく世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド思い出したりしてました。
あの、地図とかで何となくそう思ったのかも。
で、両者の違いがちょっと興味深く。
春樹は閉じた街であったのに対して、西島大介の世界は開いています。
が、村上春樹の世界の終わりが外の世界を感じさせる閉じた世界であったのに比べて、
西島大介の開いた世界は外を感じさせない開いた世界になっています。
閉じている方には外があり、開いている方には外はない。
これが、いわゆるセカイ系とそれ以前との大きな違いじゃないかと思います。


ええと、これからWindows立ち上げてマビノギダウンロードしようと思います。


暗い部屋でも。
ここは一人でも。
きっと、どこかにキミがいて。
ボクは、キミのために本当の幸いを願うから。
だから、今日は、おやすみ。
また明日、好きな歌を歌うために。

[Today's tune]JAM/THE YELLOW MONKEY