文学フリマ

とうとう文学フリマの当日がやってきました。
私、本を作るのもはじめて。それだけじゃなく売るのもはじめて。
しかもサークルじゃなくて個人で参加。
無謀です。何を準備したらいいのか? なんてこともわかってませんでした。
それでも何とか会場にたどり着いて、仙台から来てくださった後輩に会いつつも、無事にサークル入場。
そのあとも、急いでテープとペンを買いに走ったりだとか、まともに準備できたとは言えない状況で開場を迎えます。
とりあえず急いで欲しい本だけ買ったあと、自分のスペースA-41 Nth Libraryで販売開始。
持って行ったのは、印刷所に頼んだ平綴じの本30部と、昨日急いで作ったコピー本10部。
まずは来てくださった知り合いに買って頂きました。
そのあとは、ぼーっとしながらもひたすら座って売ってました。
目の前で桜庭一樹桜坂洋神林長平が挨拶してみたりと、非常にレアな現場を目撃したりしましたが、それ以外に事件らしい事件もなく、不安とは裏腹な時間が過ぎていきました。
そして気がつけば、コピー本は完売。平綴じのほうも約20部ほど売れていました。
ええと、半分以上残るだろうなぁ、と思っていただけに、びっくりです。
まぁ、コピー本が100円、平綴じも300円という値段のせいだったのかもしれませんが。
それでもセットで買ってくださる方も多かったし。嬉しい驚きとはこのこと。
ああいった場で本を売ることについては、反省点は多々ありましたが、初参加としてはまずまず満足して良いんじゃないかと思います。


仙台からわざわざ来てくださった探検隊氏、遠いところからざわざわありがとうございます。
ご友人と一緒に来てくださった綿菓子さん、ありがとうございます。
差し入れを持ってきてくださったナオさん、ありがとうございます。
mixiから訪れてくださった筐ヶ瀬 巻飴さん、ありがとうございます。
うちのみすぼらしいブースと隣り合ってしまいました大正大学文学研究会さんと有害図書愛好会さん、ありがとうございます、という感謝の言葉とともに謝罪を。
そして、あのような素晴らしい場を提供してくださった、文学フリマ実行委員会の皆様と、会場に足を運んでくださった皆様に感謝の言葉と、何よりも、私の本を手にとってくださった皆様に、言い尽くせない感謝の言葉を。


あ、本を買わせて頂いた方には、そのうち感想を送らせて頂こうと思います。
私の本を買ってくださった方も、感想を送って頂けると幸いです。
はてなのコメントでも、サイトに載せてあるアドレスでも、mixiのほうでもかまいません。
酷評でも、いただけると嬉しいものなので。
ちなみに、コピー本の方、読後感は最悪となっております。
読書の際はご注意ください。
……すでに読んでしまった方がいましたら、どうかお許しください。