コメント返信

昨日の日記で、頂いたコメントの返信を書こうと思います。

通行人 『みんな、内向きの人間もなるべく自分の出来る限り外向きに。仕事となると自分を騙しながら生きていると思います。自分は少なからずそうです。
自分に嘘をつけない長屋さんは、とても自分に素直に生きていると言えます。でも悪く言えば現実逃避?
みんな、少しは「演技」して生きていると思います。
結局はそうやって、自分を周りから守っているんだと思います。
(考えていることとずれていたらスミマセン)

でも自分の居場所が仕事場にないと考えるのは、上記とは話は別で、変えてみるのは手だと思います。何か違うとか、ずっと続けることが出来ないとか、このまま苦しい思いを続けるよりは、転職するほうがすっきりします。そのための「きっかけ」ができるといいですね。外からのきっかけはもちろん、それは自分でも作れるものですよ。

たまたま通りがかった者が長屋さんのスペースに踏み込むのもどうかとかなり迷いましたが、書かせていただきました。消して頂いてもかまいません。』

コメントを頂くのは、本当にありがたいことですし、自分の文章を読んで頂けていることが分かると、本当に嬉しくなります。
演技、と言う言葉で思いだすのは、やはり自らを「道化」と言った太宰でしょうか。
おっしゃるとおりに、仕事というのは、何かの意義を見いだす行為だと思っています。
例えば、ものを作ると言うことを考えると、結果ものができることに意味があるわけではなく、ものを作る過程そのものに意味があるのかな、と。結局顧客に提供されるものは成果物かもしれませんが、仕事と言うことで考えると、その作る過程こそが重要だと思うんです。
その結果として、良いものを提供できれば。
その過程が自分の精神的なものの延長線上にあれば、特に問題ないわけですが、世の中そう簡単にはいかないわけで、たくさんいる人の数だけ職業があるわけではないので、どこかで仕事に自分をあわせなければいけないことがあります。
それが、「演技」というものの一端なんだと思います。
実際、割り切ってしまえば結構何とかなるもので、もう駄目だと言いつつも、就職してからもうすぐ2年たってしまいます。死にそうとか言いつつも、四半世紀生きてるし。
最近は、ちょっときついのばっかりですが、仕事していて良かった、と思えることもまれにあったし。
きっと、ここ数ヶ月ずっときついんで、すごく後ろ向きなってるんだと思います。
ご心配をかけて、申し訳ないです。


ただですね、あのですね、「元気が一番」とか素で言っちゃうような職場の雰囲気とか、中身のない会話が続く飲み会の雰囲気とか、そういうのにはずっと慣れそうにないですね。


……ずっと、誰かのほんとうのさいわいとか、ライ麦畑のキャッチャーとか、そういう風なことを考えています。

[Today's tune]路地裏のうさぎ/ASIAN KUNG-FU GENERATION