銀の檻を溶かして(高里椎奈)

銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

学生の頃に読んだことがあると思われる、薬屋探偵妖綺談のシリーズ1冊目です。
たぶん、この先には進んでいないはず。
あの頃は、メフィスト賞で探偵とか言ってるんだからミステリなはず! と思いこんで読んでいたわけですが、別にそこまで思いこんで読まなければ、それほどでもなかったんじゃないかなぁ、と今さらながらにして思います。
気になると言えば、警察関係者の口調というか態度というか、そのあたりが気になると言えば、気になりますが。
主人公3人組にしても、慣れるまで、ザキと秋が若干被る部分があるんですよね。たまに秋がクールな言い回しをしたりするから。そのあたりの書き分けというか、性格付けというか、そういうのがはじめはよく分からないというか。
シリーズも進んでいけば、そのあたりの違和感もなくなっていくのかなぁ、と願いつつ、読み進めていく所存です。
というより、あれだろ?
妖怪ものなら、猫耳だろ? それどころかおにゃのこが出てこないのはどうして?
あ、そうか、それだから続きを読まなかったのか?
結局はそういう方向で結論づけただろう昔の自分を反省。

[Today's tune]Last Summer/Lostprophets