松浦純菜の静かな世界(浦賀和宏)

松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)

松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)

うわー、やっぱり浦賀は好きだなぁ、とか。
この何とも言えない鬱屈した雰囲気がたまらないですよ。
もう、好きとしか言いようのない感じ。
陰湿な連続殺人と、暗い高校生、そして、傷ついている少女。
今まで何度も読んできたような浦賀ワールドなわけですが、それがじわじわと浸みて来るというか。
タイトル通り、静かに、しかし、確実に闇の中へと引き込まれていきます。
はっきり言って、あわない人にとっては突っ込みどころというか、だめ出しするようなところが満載だと思うんですが、あう人にとってはこれほどまでにはまるものはないんじゃないでしょうか?
というわけで、続きも読んでいこうと思うですよー。