涼宮ハルヒの消失(谷川流)

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

あの、その、ごめんなさいっ。
憂鬱と溜息と退屈それほど面白くないとか言っててごめんなさいっ。
アニメになったから小説もつられて売れてるだけとか思っててごめんなさいっ。
いや、あのですね、消失面白かったですよ。
今までのが嘘かと思うくらい。
驚くくらいにすっきりとタイムトラベルのボーイミーツガールで良かったですよ。
いつものハルヒがいない状況になって、はじめて分かる存在の大きさ。
……いや、普段から存在感ばっちりか。

楽しかったに決まってるじゃねえか。解りきったことを訊いてくるな

という台詞が、すべてを物語っているんじゃないかと。
キョン視点につられて、どんどんハルヒがかわいく見えるから不思議?
まぁ、でも、長門さんにはかなわないわけですがっ。
というより、長門さんかわいすぎですよ。
もうもう、どうしろと?
まずはあっちの長門さんがすごくいい。
キョンに入部届を差し出すときの長門さんを想像するだけで、もう!
それにそれに、きゅっとシャツをつかむところとか、あの、もう、良いですか?
なんだか長門さんは小動物チックですよね?
とあるサイトでは、犬チックと言うことになってましたけど、どうなんでしょうかね?
普段は静かで、たまにちょっとした表情を見せたり、だんだんとキョンになついていく辺りは、猫っぽいとも言えなくはないですが。
ただ、微妙な仕草はどことなく犬を想像させるんですよね。
まぁ、どっちにしてもあれだ。
とにかくかわいがりかわいがりしたい、ということで。
で、実際のところ、朝比奈さんのように思いっきり真っ正面狙われると、逆に萌えられないものなんですよね。と言いつつ、長門さんもある意味萌えの最前線ですがっ。

[Today's tune]S.P.Q.R./This Heat