るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─ 完全版01,02(和月伸宏)

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (02) (ジャンプ・コミックス)

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (02) (ジャンプ・コミックス)

と、グレースコートのシスターも大好きな(?)るろ剣の完全版です。
完全版というだけあって、カラーページまで完全再現ですよー。
やっぱり、表紙と中身と、微妙に絵が違うなぁ、とか。
改めて読んでも、やっぱり面白いなぁ。
ストーリーは追々語るとして、雰囲気が良いですよね。
明治のはじめっていうのは、日本が経験した大きな変革の中でも、程良く近く、程良く遠いものだと思います。
これが、太平洋戦争の敗戦だと、まだ近すぎて、そこにいろいろな幻想を抱くことができないし、明治よりも前だと、遠い時代過ぎて、雰囲気が今から離れすぎてしまうんじゃないかと。
あとは、やっぱり日本人は銃よりも剣に対する思い入れが強いんじゃないかというのもあります。
刀が、その役割を終えていった時代、それが幕末であり、それを最後に感じられたのが、明治という時代だったんだろうなぁ、と。
で、今さらといえば今さらだし、こんなことを言うのは非常に恥ずかしいんですが。
あの、その、薫良くないですか?
刃衛戦のときの薫なんて、すごく良いんですけど?
後々、薫と剣心には大きな試練が立ちはだかるわけですけど、まずは薫が剣心に惹かれていく過程を楽しみたいと思います。
萌えるしね!