皇国の守護者1反逆の戦場 皇国の守護者2勝利なき名誉(佐藤大輔)

面白いという噂はかねがね伺っていたので、とりあえず2巻まで読了。
いやー、噂に違わぬ面白さ。
まず、時代設定というか、舞台設定が良いですよね。

第一次世界大戦以降、戦場から騎士道精神が失われ、戦場は単なる大量殺戮の場と化した チャーチル

というように、18世紀〜19世紀、第一次世界大戦前というのは、まだ戦争というものにロマンがあった時代ですからねぇ。
それでいて、近代的な軍隊の組織というものが揃ってきた頃だろうと思うし。
事実、三国志だとか日本の戦国時代を舞台にした小説を読んでいて、どうしてもロマンに過ぎるというか、作り話めいて読めるのは、その辺りが原因なのかなぁ、と思うこともあるし。
とりあえず、これから先も面白そうなので、続けて読んでいこうと思います。