皇国の守護者3〜5(佐藤大輔)

すごいねー、面白いねー。
圧倒的に不利という状況の中で、いかに負けるのか? というあんまり戦記物では書かれないような形でストーリーが進んでいくのが良いですね。
これが、普通の戦記物だったりすると、主人公が鮮やかに損害無しで切り抜けたりするんでしょうけど、これは確かに切り抜けはするけど、損害出まくり。圧倒的なまでに負けてます。
それをどこかでわかっているだろう、主人公直衛の諦観にも似た狂った考えが良いのです。
そして、戦場で兵に檄を飛ばす直衛の姿をどこかで見たことがあるなぁと思ったら、あれですね、ヘルシングの少佐に似ているような気がしてたんですね。
年代的には皇国の守護者の方が先なんだろうけど。
とりあえずはあれだ。
5巻イラストの麗子に萌えればいいのか? くそっ、この幼女が1個大隊にも匹敵する破壊力だぜっ!