火事と密室と、雨男のものがたり(浦賀和宏)

火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)

火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)

──これを読んで共感する人とは仲よくなりたくないと思う、読んで思わず共感してしまった言人です。
うわぁ、もう、手放しで大好きって言っちゃいますよ?
でも、これ好きって言ったら、ドン引きされるだろうなぁ……
引きこもりと放火と雨男といじめの小説だからなぁ。
ラストの嘘っぽい爽やかさがたまらないなぁ。
上で、いいだけ書いてるけど、結局自分の本性というものは、こういう救いようのないような、唾棄すべき暗闇の中にしかないんだろうなぁ、と。
とりあえず、自分がまともだと思ってる人にはお勧めできないですね。
きっと、読んでもどこが面白いのかわからないと思うから。

[Today's tune]cerastone song/the band apart