”文学少女”と飢え渇く幽霊(野村美月)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

前巻では人間失格で、今度は嵐が丘だっ。って、ボク嵐が丘読んでないよぉ、と。
いやぁ、これだから不勉強なのは困りますね。うん。
今回は暗号ものです(ぇ
と言うほどには暗号じゃないですが。
天野先輩の食欲のために設置された「恋の相談ポスト」に投げ込まれる恐怖の紙片。
その謎を探るうちに出会ったのは、「わたし、もう死んでるの」と語る少女。
やがて明かされるのは、あまりにも切なくて哀しい真実。
うー、こういうの大好きだよー。
痛いって言われるかもしれないけど、大好きだ。
ええと、とりあえずは、過去の名作を下敷きに、それをうまく物語に組み入れるのはうまいと思います。
……だから、嵐が丘読んだことないけどなっ。
それでですね、天野こずえのクレセントノイズを思いだします。
ARIAが注目されてる天野こずえですが、クレセントノイズも非常に良いです。
10代という年齢の、大切な、だけど簡単に壊れてしまうような人間関係と。
文学少女シリーズが良かったと言う人は、ぜひそちらも読んで頂きたく。
で、あれですね。
遠子にいろいろ食べさせてみてーっ!
とりあえずは、ユヤタンとかユヤタンとかユヤタンとか(ぇ
ウェイトレスの格好をして猫耳のカチューシャをつけて、トレイを持って、「ご注文はお決まりですか、ご主人様ニャン?」っていう遠子が見たいっ!
その台詞っていうことは、ウェイトレスと言ってもあれですか? アレですか? いわゆるメイド服ですか?
はうううぅ、もう、どうしろと?