世界の終わりの魔法使い2 恋におちた悪魔(西島大介)

恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII (九龍コミックス)

恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII (九龍コミックス)

まほーっ!
というわけで、せかまほ2です。
帯には平野綾のねこマンつきです。
たぶん、賛否両論、否の多いかなぁ、と思いつつも、個人的には満足。
やっぱり、どこか惹きつけられるものがあるんだよなぁ。
科学と魔法の決戦という、凝る気になればどこまでも凝れそうなストーリーラインながら、あくまでポップ。絵柄のせいかもしれないけど。
何となく、ストレートにテーマが流れ込んでくるというか。
そんな感じ。
世界の中心で愛を叫んだりするのが流行ったりしましたが、世界の終わりに愛を叫ぶというのも良いなぁ、と思ったり。
アンの包帯には、そういう意味があったのかぁ、とか、1の「セカイ」はそういう意味だったのかぁ、とか、ムギ君は、そういうやつだったのかぁ、とか。
それと、今や使い古されて誰も言わなくなった「セカイ系」とかいう言葉ですけど、せかまほ2を読んで、「セカイ系」が本当に過去のものとなりつつあるんだなぁ、と思いました。
だから、今こそ秋山瑞人の新刊が読みたいんですけどね。というより、ミナミノミナミノの続きはどうなった?
そんなわけで、せかまほ2。
人によっては、絵柄からして拒否感があるとは思うんですが、結構お勧めです。