ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

観てきた。
うん。とても評価に困るというかなんというか、ボクなんかが評価をする資格なんてないんだけど。
この年になってみると、シンジの行動は、もう見てらんないというか、鬱の人間にしてみると、自分の心の中を見せられているようで、どうしようもないんだけど、それじゃダメだというのもわかっているから、何とも苦々しい感情になるわけで、かといって、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだとか呟くのもなんだろうと思うし、ええと、そう言うところは置いておいて、映画としてはどうだったかというと、やっぱり尺の短さがあって、テレビ版にはあった、いい意味の間というものがさっくりと消されていたりして、正直どうなんだろう? と思わなくもなかったけど、映像は非常に良くて、使徒がうごうごと動いていてすげーとか思ったし、特に、ラミエルは良かったなぁ、と思うし、ビルとかの描写も非常に萌えるところだったんだけど、圧巻はやっぱり「ヤシマ作戦」のところで、ストーリーは「基本的」には同じなので、どうなるか? はわかるんだけど、そこに至るまでが、手に汗握る展開であり、思わず熱くなっている自分を感じてみたり、「私が守るもの」が、こんなにあっさりだったっけ? と記憶の増幅作用に驚愕してみたんだけど、そう、ストーリーは、アレかなぁ、と、次回予告を見て若干びっくりというか、それが一番のびっくりだよ! と言いたいところではあったんだけど、結局何かというと、赤目ホモを期待していくと、がっかりすると思うので、期待せずに行くことだと思う。

[Today's tune]飛光/ACIDMAN