Bullet Butlers2〜黒騎士は弾丸のごとく駆け抜ける〜(東出祐一郎)

二挺拳銃の偉い人というかゾンビの偉い人と言うか、propellerのシナリオライター東出祐一郎が自身のゲームをノベライズした小説第2弾です。
内容は、モンスターと銃と刀とゾンビとゾンビとゾンビ。
これは、もう、ひたすらに熱くなるテキストと、適時挿入される、中央東口のイラストの勝利!
こっち側の人には、もうたまらないものがあるんじゃないですか?
モンスターパニックものの王道をふまえつつ、ゾンビもふんだんに出てくるし、エロゲ的王道も外さないし。
……いや、最後のちょっと嘘。
あんまり王道じゃないかも。
しかし、しっかりと中二病的要素も忘れることはないし。
いやぁ、あんな呪文とか、もう、それだけで燃えられるね!
見開きのイラストとかも、最高ですよ!
本気で、これがエロゲ原作? と疑うくらいに。
あのイラストだけで、十分ハァハァできるよ!


しかし、この人は本当に、ボクがこちらの道にはまるきっかけになった人であり、この人がいなければ、たぶんリベリオンを就職活動で東京に来たときに観ることはなかっただろうし、当然、そこから二挺拳銃に特別な感情を抱くこともなかっただろうし、From dusk till dawnとかも観ることもなかっただろうし、まぢで少なからず影響を受けている人なんだけど、あやかしびととかBullet Butlersやってないでごめんなさい。


そんなわけで、東出祐一郎ことbeakerさんのところの面白かったエントリにリンクでも。
◇第六百六十七話「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
桜庭一樹ネタでこういうものを持ってくるというのが、もう、本当に偏った才能としか言いようがないぜ!(すごい褒め言葉