ヤングガン・カルナバル 天国で迷子/ドッグハウス(深見真)

ヤングガン・カルナバル―天国で迷子 (トクマ・ノベルズ)

ヤングガン・カルナバル―天国で迷子 (トクマ・ノベルズ)

今のところの半分くらいまで来たのかな?
面白すぎて、たまらない。
正義とか、建前とか、理由とか、もうそう言うのはどうでも良くて、まさに「強くなくては生きていけない」という世界。
けれども、やっぱり「優しくなくては生きていく資格がない」というわけで。
それは、自分勝手な優しさかもしれない。でも、結局はそんなものじゃないのか?
物事はシンプルに。
銃弾が作り出す空間に、それはすべてあるんじゃないか?


というわけで、天国で迷子では、ラストシーンがあまりにも哀切すぎる。
それとは対照的な、ドッグハウスのラスト。
由美子に言わせているように、塵八は大きく成長したんだと思う。