生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録１（葵せきな）

生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)

ブ、ブルマオーバーニーだと！？
表紙からして恐ろしすぎる。いろいろな意味恐ろしすぎる。

中身は、番外編と言いながらも、いつも短編集だよね！　むしろ、本編も番外編も関係ないんじゃない！？　と言いつつも、やっぱりこれは番外編だなぁ、と読んで見て納得。
なんだかんだ言っても、実はしっかり（？）方向性はあったシリーズなので、そこからちょっと漏れたような話が、これでもか！　というくらいに詰め込まれてます。
キー君の過去話とか、一応あとの展開とかがあるので、こうして読むとちょっと切ないなぁ、というか、いったいなんだよ！　この妹キャラは！　ふぁっきん、ゆー！

そして、とうとう満を持して登場の中目黒君。
いやぁ、まさかここまでやるとは！
真冬本気でやばいことになるんじゃないのか？　ムッツリーニ的な意味で。
でもね、ここのキー君の台詞、すっごい良いなぁ。

「すげぇよ。偉いよ、お前」

この台詞が言えるキャラだからこそ、憎めないんだよなぁ。

というわけで、Twitterのタイムライン上でも（一部で）人気だったキー君。
間違いなく受という結論になりました。

──台無しだよ、台無しだよ……

というわけで、どうやら実の弟にたまに見られてるらしいと言う驚愕の事実を実家で知った、ことひとさんがお送りしました。
──ダメだ。いろんな意味で、ダメだ……