時載りリンネ!4とっておきの日々(清野静)

時載りリンネ! 4    とっておきの日々 (角川スニーカー文庫)

時載りリンネ! 4 とっておきの日々 (角川スニーカー文庫)

いつでも元気いっぱい! のリンネが大活躍するシリーズ。今回は短編集。
いつものようにリンネがまきおこすちょっとした冒険──天体観測。
ミステリアスな頼れる司書さん、ジルベルト・ヘイフィッツの優雅な日々。
いつでも真っ直ぐ、元気いっぱいなリンネが大活躍の、フィーバー・ピッチ。
そして、おとなしい妹のちょっとしたお話──凪、凪、夕凪。
どれも、ほんわりとあったかくなれるいい話でした。


重たいライトノベルとか、考えさせられるような小説とか、向こう側まで行ってしまった萌え小説とかも悪くはないんだけど、こういうさわやかな感じもすごくいいです。
例えるなら、のどごしにミントの香りを感じるモヒートの味わい。
夏のうだる空気のような濃い小説の中で、ひときわ輝く清涼感。
でも、油断してるとラムのアルコールに痛い目を見させられるような、内容の濃さも持っている。


ちなみに、北海道を舞台にしたラノベ、最近多いよねーとかtwitterでちょっと話してた。
その場で出てたので、

とかあった。
(各位に感謝!)
と、こんな風に中途半端にあげておけば、きっと大手の人がちゃんとまとめてくれるに違いない!