えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?!（箕崎 准）

えでぃっと! -ライトノベルの本当の作り方?! - (一迅社文庫)

最近なんか多いメタラノベ的な小説？
現役高校生兼ライトノベル作家の主人公が、
現役女子高生編集者と現役女子高生イラストレーターと
現役女子高生幼なじみと現役神様と一緒に、
１冊のライトノベルを作り上げるまでの、
愛と友情の物語です。

うん。おれ、たぶん嘘は言ってない。

そんな、現役女子高生だらけの、爆発しろ！　という感じのラノベですけど、
この、みんなで一緒に作り上げるっていうのが良いなぁって。
自分で同人誌創るだけでも、イラスト描いてくださった人といろいろ相談したりして、
すっごい楽しかったし、出来上がったものを見てすっごいうれしかったし。
あと、らのさい！　を作ったときも、
みんなとわいわいやりながらで、とっても楽しかった。

普段は表に出てこない編集者だけど、
やっぱり名作の裏には名編集者がいるもので。
新本格ミステリが宇山日出臣さんがいなければ生まれなかったように、
小説において編集者の存在というものは重要だと思うんです。
だから、これから先、雛太と文香、それに弓佳がどんな物語を紡ぐのか、
続きが楽しみです。

それと、次の巻では、ぜひともイツキさま（大人バージョン）のカラーイラストが見たいなぁ、って。