美術館行ってきた

というわけで、せっかくのお休みなので、国立西洋美術館行ってきました。
今は、企画展で古代ローマ美術をやっていて、けっこうたくさんの人がいました。
古代ローマ美術については、もう、あれが2000年ほど前のものだなんて思えないほど、鮮やかなものがあったり、彫像も精緻なものだったり。
男性の像は雄々しく、女性の像はたおやかに。
そりゃ、ルネサンスであの時代を手本にした、というのもわかる感じです。


もちろん、常設展も見てきました。
常設展は、企画展に比べると人は少なめでゆっくり見られました。
やっぱり、生で見る絵画の力ってすごいなぁ、と。
マリー=ガブリエル・カペの自画像とか、何回見ても、とても良いなぁ、と思います。
彼女自身の自信が、キャンバスの隅々から伝わってくるんですが、
同行者が
「絶対に、自分のこときれいに描いてる!」
というのは、そういう見方もあるか! というのと同時に、
そこまでの自信を持って描いてたんだろうなぁ、と納得したり。


正直、絵画は詳しくないし、現代美術なんてちんぷんかんぷんなんですが、
それでも、本物が伝える力というのは、あるんだなぁ、と思います。
今回、けっこうたくさん人が入っているのを見て、
そういう本物の力を求める人が、意外にいっぱいいるんだなぁ、と思いました。