映画けいおん!の感想とかなんとか

実のところ、昨年の年末近くに「映画けいおん!」を見てきたわけで、そう言えば、感想も何もまとめてなかったなぁ、とはたと思い立ち、見てからもう2週間以上も経ってるわけですが、とりあえずまとめておこうかというわけで、何か書いておきます。


さて、「映画けいおん!」、どんな内容かと言うと、CMなどでもさんざんやっている通り、ヨーロッパでもなくイギリスでもなく、ロンドンです。
マンチェスターでもリバプールでもなく、ロンドンです。
数々のポップソング、ロック、パンクの故郷でもあるロンドンを舞台にした、放課後ティータイムの面々のわいわいとした楽しい旅行とライブが、とっても楽しそうに描かれています。
後半は、帰国してから、卒業するまでのTVでは描かれていなかった部分を、鮮やかに描かれていて、本当に眩しいくらい!
と、別にアビーロード歩いたりとかビッグベンをバックに観覧車に乗ったりしたり、唯と梓がふたりできゃっきゃうふふしててかわいいというか、唯梓マジやばい、ものすごくやばい、マジでガチ、これはいける。ごはんはおかずというか唯梓はおかずというかそれはちょっと表現があれというか、マジで唯梓かわいい! けど、やっぱり律ちゃんかわいいなぁ、とか思いつつも、まぁ、ロンドン編はいいわけですよ。
それよりも、(個人的には)帰国してからの、教室ライブですよ!
同行者もいるしというか、まさかクリスマスイブの真っ昼間からけいおん!見て泣いてるなんていうのはどうだろうというか、一生懸命我慢してたわけですが、もう、完全にあのライブで号泣寸前だったよ!
卒業間近の教室の朝。
クラスメイトみんなに協力してもらって、机を並べてテープで隙間を貼ってのステージ作り!
もう、これだけで泣ける……
一応、高校、大学とバンドをやった経験があると、似たようなことをやった思い出があるわけですよ。卒業間近というのはあんまりなかったけど、普段の教室の中を、みんなでステージ作って、というのが……彼女たちの姿が、あの頃の自分に重なって……
そして、そのみんなで準備したステージの上でのライブ!
高校生活三年間で積み重ねてきた、みんなの絆そのもののような曲たち。
特に、U&Iのときに重なる憂とか、その光景だけでもう涙がっ!
でも、何よりももっとすごく良かったというか、泣きそうになるくらいに思えたのが、唯と梓が向かい合ってコードをそろえていくところ。
あー、これってやるなぁ、と思ったんですよ。
ライブの途中で、向かい合って息を合わせて同じ音を創り上げていくのって、とっても気持ち良いんです。
あと、唯が思わずステージから飛び降りるシーン!
もう、わかる! わかるの!
動き回りたくなるの!
そのために、10mのシールドとか買ったもんっ!
#ワイヤレスじゃないのが……
それとそれと、何よりもわかる! と感情移入してしまったのが、ムギ!
最後の方で、キーボード弾きながら、ジャンプしてるムギ!
思わず、身体が動いちゃうんですよ!
もう、本当に本当に楽しそうで、まさに、バンドでやってると、ああなっちゃうのが本当によくわかるんですよ。
音楽があって、一緒にやってる仲間がいる……その喜びというか、身体の底から突き動かされるような、なんと言っていいのかわからないような衝動が、もう、自分のことのようにわかるんですよ。
それを思うと、自然と涙があふれそうになるわけです。


というわけで、結局何が言いたいかというと、学生の頃にバンドをやってたなぁ、という人、そして、けいおん!が好きでバンドをはじめました! という人には、ぜひ見て、そして、何かを感じて欲しい映画だなぁ、と思ったわけでした。


ちなみに、EDの律ちゃんが非常にかわいかったので、どうしたら良いのかわからない! と言う話を同行者にしたら、「いや、それよりも唯梓だろJK」と言われたので、とりあえずたまには、あのベースの……なんてったっけ……アレのことも思い出してあげてください。