新選組!

一年間見続けた新選組! とうとう終わりました。
最終回は、はじめから終わりまでずっと泣いてしまいました。
コルクだったり落書きだったり、全てがあのとき、というのが思い出されて。
まずは、永倉。あの人を批判していいのは自分だけだという言葉。それがあの人のすべてを表していたな、と。自分がずっと生死を共にしてきたからこそ、ぶつかってきたし、たもとを分つ事になった。けれど、心は共に……というか。
次に、原田。最後まで痛快だったなぁ、と。あの木の上から叫ぶシーンが非常に良いです。ずっとまっすぐで。
斉藤、あの関所破りは格好良すぎです。あの場面で自ら新選組の組長だと名乗ったのは、やはりそれだけ誇りに思っているんだろうと思います。そして囲まれて一気に敵を倒すところは、ガン=カタを思い出すくらいで最高でした。
捨助、実は今の自分に一番近いんじゃないかな、と。自分は何も出来ないのに、ずっと前に進んで行く人がいて。その人に少しでもついて行こうとして。


沖田。最期まで、剣士であり続けた沖田。はじめはついて行く為に。次には殺す為に。最期には生きる為に。病に冒されたからこその、剣だったと思います。
土方。あの、コルクを眺めるシーンが印象的でした。あれは、きっとお守りであり、近藤との絆であり、自分の夢の証なんだろうと。
そして、近藤。
……もう、何とも言えないです。
最期まで、立派でした。


最終回、土方の兄が語った、決めるのは先の人たち、という感じの言葉、非常に重く受け止めました。


はじめは興味半分で見始めた新選組!でしたが、最後には無くてはならないくらいになってました。
まっすぐさがまぶしくて、不器用さがどこか分かって、強さに憧れて。
時代がそれほど遠くないから、自分に身近に感じるからでしょうか。
とにかく、自分の心に残るドラマでした。


で、来年の大河って義経なんですよね。
何気に土方と義経の対戦とかSSでやっちゃったんですけど、実際来年の大河は意識していなかったんですよ?
元々義経にそれほど思い入れは無いですし。出すのはライダーと決めていて、何かに乗ってる→馬→武士→戦国大名はちょっとイメージと違う→という事で義経、に至ったわけです。実際、思い入れの無さを表すかのようにあっさりと終わってますし。思い入れで言えば、完全にバーサーカーで使った以蔵の方が強いです。
結局何かと言うと、フェイトやった人は、SS読んで感想でも送ってくださると嬉しいです、という事です。
……戦闘シーンを書きたかっただけだし、法具なんてほとんど使ってないですけど。