銀のエンゼル

というわけで、今日は銀のエンゼル鈴井貴之監督)観てきました。
東京公開二日目という事で、凄い人でした。
なんだか、スモークという映画を思い出しました。あっちはマンハッタンのタバコ屋、こっちは斜里町のローソンですけど。
どちらも、そこに集まる人がいて、人と人の繋がりが出来ていて。そんな場所だから、銀のエンゼルというのがとてもふさわしくて。みんな、きっと一生懸命で、大切に思う人、大切に思う事があって。


今回は、今までの札幌を中心としたところから、一気に斜里という田舎に移ったわけですけど、やっぱり鈴井さんの目は変わってないな、と。どんなに自然の中であっても、やっぱりそこに暮らしている人がいる。だから、その人が住んでいる証拠を映す、というか。
雪原の中の鉄塔、きれいじゃないですか。私は、ああいうのとても好きです。


えと、あれですね。今回はマニア向けなネタもいっぱいでしたね。
まずOPのラジオ。ミスターがDJやってるし。ええ、浪人の頃はずっとゴイス聴いてましたよ。非常に懐かしいですよ。あとマニア向けで外せないのは病院でちらっとだけ映るホワイトストーンズでしょうか。まさかあれが見られようとは。
NACSもいつものバラエティーなどで見せる顔に近くて、非常に面白かったですし。
シゲは怪しい人が似合うなぁ。リーダーは真面目な顔してるのにというかしてるからこそ笑えてくるというか。静かなシーンだったんでこらえるのに必死でしたよ。ヤスケンはもう、あれしか無いなぁ、というか。マッスルボディは傷つかないとか思い出しましたが。大泉はやっと映画でいつもの勢いが。もう、出てくるだけで笑いを取れるというのは、一流ですなぁ。さすがは巨匠。
あと、おにぎりあたためますか? という台詞のたびに同名のHTBの番組を思い出したり。感動のシーンでいわれるから、たまらんですよ。


とりあえず、どうでしょう好き、というだけで観に行かないように、という注意はしなくていいかなぁ、と。鈴井さんの映画入門としては良いと思います。人に勧める順番は、銀のエンゼル→man-hole→riverですか。ちなみに好きな順番は逆ですが。


で、銀のエンゼル。大学の頃集めましたよ。みんなで集めると、意外と集まります。……ちょっと反則かもしれませんけど。
そういうどこにでも売ってるお菓子とか、どこにでもあるコンビニを舞台してこういう映画が作れるというのは、やっぱり鈴井さんの才能だと思います。


で、新宿で観たあとは、当然のごとくJAMでご飯食べてきました。
ついでにこの前導入したAirMacのテストも。無事、インターネットに接続できました。
いやー、設定とか簡単だったなぁ。
iBook持っていったついでにちょっと書いたり。何気に進みます。
考えれば納得。ちょっと暗くて食べ物も飲み物も頼めば持ってきてくれるし、疲れた時はメイドさんを眺めれば癒されるし。あれで進まない方がおかしいかなぁ、と。
……ちなみに、ポイントカード一枚たまりました。

[Today's tune]Lorelei/Show Wesugi