新日曜美術館

なぜかオタク特集。
さけては通れない「萌え」の説明をしていたわけですが、ああいう一通りの説明だとどうしても違和感があるんですよね。
別に、架空の存在に対して擬似的な恋愛感情を抱いているわけではない、そう思うのです。
キャラクターに対して使っている場合は、確かにそういう一面があるのかもしれません。
しかし、現在萌えという言葉は、明らかにその意義を拡大させています。
例えばですが、妹や姉やメガネや巨乳など、様々な要素に対して「萌え」という言葉は使われています。この場合の「萌え」は、擬似的な恋愛感情というのとは、少し違った概念で使われていることは明らかです。
「萌え」というのは、感情のひとつではなく、概念のひとつとなっています。
たぶん、だからこそ、わびやさびと並べて、萌え、と掲げられたのでしょう。
未だ、「萌え」の辞書的な意味はうまく言い表せていないように思います。
……ええと、はっきり言うと、常日頃からiBook萌え〜だとか言ってるので、擬似的な恋愛感情とかいわれると、ちょっと自分ってアレな人じゃないか、というわけで全力でそうじゃないよと言いつつも、まぁ、それでも良いかというわけです。